マルシア マルシア

ミュージカル『ブラッドブラザース』の制作発表が12月15日、都内で行なわれ、出演するジャニーズWESTの桐山照史、神山智洋、女優のマルシア、真琴つばさらが出席した。

同作は1983年にイギリスでの初演以降、ウエストランド、ブロードウェイをはじめ、世界中で愛されたミュージカル。日本でも1991年の初演以降、繰り返し上演されてきた人気作。物語はリヴァプールが舞台。貧しく子沢山のジョンストン家に双子のマイケルとエドワードが産まれる。マイケルは母親であるジョンストン夫人に育てられるが、エドワードは裕福なライオンズ家にお金と引き換えに引き取られていく。ふたりを待ち受ける悲しい運命とは・・・。マイケル役を桐山が、エドワード役を神山がそれぞれ務める。

桐山は同作への意気込みについて「ジャニーズ以外の方々とお芝居をさせていただくのは約2年ぶり。また、この役は以前大先輩であるV6の坂本(昌行)くんも演じているので、プレッシャーと嬉しさが入り混じっています。皆さんの心に届くように、1回1回初心を忘れずに頑張っていきたい」とコメント。また神山は「ジャニーズ以外の舞台は初めて。分からないことが多いですが、勉強しながらやっていけたら。桐山くんはお芝居が上手いので負けないように頑張りたい。温かい目で見守っていただけたら」と語った。

ふたりの挨拶を聞いた真琴つばさは「会見が始まってびっくりしたのが、桐山くんの挨拶がしっかりしている事。対照的に神山くんはほんわか。始まる前から「山山コンビ」として個性豊かな舞台が期待できるなと思いました」と太鼓判を押した。

双子役を演じることについて、桐山は「最初にお話を聞いたときから違和感はありませんでした。神山くんは小さい頃から知っているし、仕事に取り組む姿勢とかやり方が昔の自分に良く似ている気がして、グループの中でも可愛く感じています。個人的には神山くんは弟って感じなので、それがお芝居になった時にどんな化学反応になるか楽しみ」と話した。また神山も「桐山くんは事務所に入った時から率先して話してくれて、その時から「お兄ちゃん」って思ってます。性格やサイズ感とか似ているし、僕も違和感はないですね。桐山くんはグループの中でも断トツに歌が上手くて、責任感も強い。先頭で僕たちを引っ張って行ってくれる所とか尊敬しています」と相思相愛の様子。

また、報道陣からV6の坂本からはアドバイスなどはもらったのか、という質問が飛ぶと、桐山は「FNS歌謡祭でもお会いするチャンスがあったんですが、オーラで話しかけられませんでした(笑)。次お会いできたらお話しようと思います」と語った。

ミュージカル『ブラッドブラザース』は、来年2月14日(土)から28日(土)まで東京・新橋演舞場、3月4日(水)から15日(日)まで大阪・松竹座で上演。チケットの一般発売は東京公演が1月17日(土)より、大阪公演が1月31日(土)より。なおチケットぴあでは東京公演、桟敷席のいち早プレリザーブを実施。受付は1月1日(木)より。