『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』 (C)Marvel 2015

来夏に公開される『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の最新画像が公開になった。前作に続いてジョス・ウェドンが監督を務めるが、彼は前作での成果をさらに進化/深化させたいと考えているようだ。

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本作は、天才発明家のトニー・スターク=アイアンマン、怒りによって巨人に姿を変える科学者ブルース・バナー=ハルク、神々の国を追われたソー、謎の女スパイ、ブラック・ウィドウ、最強の射手ホークアイ、超人キャプテン・アメリカらが集結し“アベンジャーズ”として、最強の敵ウルトロンの脅威に立ち向かう姿を描いた超大作。前作は、全世界70か国以上で興行ランキング首位を飾った。

このほど公開された画像は、アイアンマンことトニー・スタークの家のリビング風景をとらえた者。彼らはいつも熾烈な戦いに身を投じているが、この画像では少しリラックスしたムードの中で、スタークや親友のジェームズ・ローディ、ソーたちがくつろいでいる。

監督を務めるウェドンは「スケールの大きさや面白くてユーモアのある部分や、観客からの反応が良かったところは残しつつ、同時に新しい物をつくりだそうとしているんだ。同じことの繰り返しでは意味がないからね。何を同じにするかより、何を変えるかがポイントなんだ」と、前作の“拡大再生産”を真っ向から拒否して制作にあたったそうで、「僕の狙いは皆にチャンスを与えること。出番のあるキャラクターすべてにスターになってほしいから、それぞれが“これは僕の/私の映画”と言えて接点をもてるようにしている。キャラクター同士は面識があるわけだし、これからはもっと深い関係を築いて、前作のキャラクターから更に深く掘り下げていくのが楽しみだね」と語っている。

『アベンジャーズ』をはじめとするマーベル作品が連続して成功をおさめているのは、マーベルの世界観や魅力を知り尽くしたプロデューサー陣と、ストーリーテリングや映画作りに長けた監督がタッグを組んだことだが、本作でもウェドン監督は自ら脚本を執筆。プロデューサーのケヴィン・ファイギ、ジェレミー・レイチャムらとじっくりと話し合いながらストーリーを練ったそうだ。なお、現段階ではストーリーの詳細は明らかになっておらず、今後、さらに注目が集まることになりそうだ。

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
2015年7月4日(土) 全国公開