映画『スポンジ・ボブ』NYプレミアの模様

人気キャラクター“スポンジ・ボブ”が大冒険を繰り広げる映画『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo(う~)!』のワールドプレミアが現地時間の6日にニューヨークで行われ、スポンジ・ボブを演じるトム・ケニーや、海賊役のアントニオ・バンデラスらが登場。シリーズを愛するファンたちと映画の完成を祝った。

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本作は、世界中で大人気のアニメシリーズ『スポンジ・ボブ』の劇場版最新作。スポンジ・ボブと仲間たちが、世界征服を狙う海賊バーガー・ビアードに奪われた魔法の本の最後の1ページを取り戻すため、海賊を追って海底都市(ビキニタウン)から地上に飛び出し大冒険を繰り広げる。

ニューヨークのプレミア会場にはボブをイメージした“イエローカーペット”が設置され、小さな子どもたちを含む約300人のファンが集結した。シリーズの作者で映画の製作も務めたステファン・ヒーレンバーグは「最初は純粋な子供が大人と同じ生活を送っている、という主人公を考えていてね。さらに昔、大学で海洋生物学を教えていたことがあり、スポンジ(海綿)はとても面白い生き物だと思っていたので、それをキャラクターにしてみたんだ」とボブ誕生の秘話を披露。バンデラスは「いろんなジャンルの映画に出てみたかったのさ。融通のきく俳優になりたいからね」と満面の笑みを見せ、会場に姿を見せたボブと肩を組んで記念撮影を行った。

会場にはスポンジ・ボブのコスプレをしている子どもたちも多く来場したそうで、シリーズの根強い人気を改めて証明するプレミアイベントになった。

『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo(う~)!』
5月16日(土)よりTOHOシネマズ、イオンシネマにて全国公開