山沢拓也(パナソニック ワイルドナイツ) (C)F.SANO 山沢拓也(パナソニック ワイルドナイツ) (C)F.SANO

『ジャパンラグビー トップリーグ 2018-2019』第4節で全勝対決がラインナップされた。ホワイトカンファレンス1位・ヤマハ発動機と同2位・パナソニックが雌雄を決するのだ。

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1ポイント差でヤマハを追うパナソニックは開幕戦でクボタに15-11の接戦を演じる悪癖のスロースターターぶりを覗かせたが、第2節・コカ・コーラ戦では62-17と10トライの大爆発。前節は東芝の粘りとレフェリングの不運もあり、31-24のスコアとなったが、内容では圧倒。東芝戦後、普段は個人の評価を口にしないロビー・ディーンズ監督がSO山沢拓也を絶賛した。曰く「今週末ふたりのワールドクラスのSOが秩父宮でプレーした。ひとりがダン・カーター。もうひとりが山沢だ。彼は人ができないプレーができる選手。間違いなく才能を与えられている」とのこと。さらに指揮官は「山沢、松田(力也)と若いふたりがチームを引っ張ってくれているのがうれしい。もうひとり、森谷(圭介)の活躍も無視できない」と若きCTB、FBも称えた。

一方のヤマハは、ベテランFBが躍動。43-3で快勝した開幕戦のコカ・コーラ戦、20-18の辛勝となった第2節・クボタ戦で7G3PGを決めた五郎丸歩は『トップリーグ』史上初となる1200得点突破を達成した。第3節・Honda戦では五郎丸はメンバー外、SO清原祥、CTBヴィリアミ・タヒトゥアら主力もベンチスタートと選手を入れ替えて臨み34-16の大勝を収めた。ヤマハもパナソニックとの大一番を前にテンションを上げてきた。

試合登録メンバーは以下の通り。
【パナソニック】
1稲垣啓太、2堀江翔太、3平野翔平、4サム・ワイクス、5ヒーナン ダニエル、6大西樹、7マット・トッド、8ベン・ガンター、9内田啓介、10山沢拓也、11福岡堅樹、12松田力也、13ハロルド・フォスター、14山田章仁、15森谷圭介、16坂手淳史、17クレイグ・ミラー、18ヴァル アサエリ愛、19ホラニ 龍コリニアシ、20ツポウ テビタ、21田中史朗、22笹倉康誉、23ディグビ・イオアネ
【ヤマハ】
1山本幸輝、2日野剛志、3伊藤平一郎、4大戸裕矢、5ディネスバラン・クリシュナン、6ヘル ウヴェ、7クワッガ・スミス、8堀江恭佑、9吉沢文洋、10清原祥、11田中渉太、12ヴィリアミ・タヒトゥア、13鹿尾貫太、14伊東力、15五郎丸歩、16名嘉翔伍、17仲谷聖史、18西村颯平、19桑野詠真、20三村勇飛丸、21篭島優輝、22ゲリー・ラブスカフニ、23マット・マッガーン

『ジャパンラグビー トップリーグ 2018-2019』第4節・パナソニック×ヤマハは9月22日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。全勝を守るのはパナソニックか、ヤマハか。同日は東芝×コカ・コーラも開催。チケット発売中。