森保一日本代表監督 森保一日本代表監督

10月4日、『キリンチャレンジカップ2018』に臨む日本代表メンバーが発表された。森保一監督は「日本各地で自然災害が起きている中、みなさんに喜んでもらえるような試合をしていきたい」と意気込みを語った。

【チケット情報はこちら】

23名の日本代表メンバーは以下の通り。
【GK】東口順昭(G大阪)、権田修一(鳥栖)、シュミット・ダニエル(仙台)
【DF】長友佑都(ガラタサライ)、槙野智章(浦和)、吉田麻也(サウサンプトン)、佐々木翔(広島)、酒井宏樹(マルセイユ)、室屋成(FC東京)、三浦弦太(G大阪)、冨安健洋(シントトロイデン)
【MF】青山敏弘(広島)、原口元気(ハノーバー)、柴崎岳(ヘタフェ)、遠藤航(シントトロイデン)、伊東純也(柏)、中島翔哉(ポルティモネンセ)、南野拓実(ザルツブルク)、三竿健斗(鹿島)、堂安律(フローニンゲン)
【FW】小林悠(川崎F)、大迫勇也(ブレーメン)、浅野拓磨(ハノーバー)

森保監督は今回の2連戦でふたつのテーマを掲げた。

「ひとつはチーム作りを進めていく中でチームを成長させる、コンセプトを浸透させるということ。もうひとつは選手の特徴、コンディションを把握していきたいということ。戦術浸透と個人がどう機能するかを見ていきたい」

チームのコンセプトは「全員攻撃・全員守備」だ。長友に吉田、大迫、柴崎など『W杯ロシア大会』に出場したメンバーに「我々のやろうとしているコンセプトを伝える。チームのコンセプトの中、それぞれの特徴を発揮してもらいたい」と言う。また『W杯』出場組には「前回の『キリンチャレンジカップ』で、呼んだ選手プラス今回招集した選手の活動で、どういうふうに化学反応が起こるか、見ていきたい。言葉で、プレーで若い選手たちに色んなものを継承していってもらいたい」と期待を寄せた。

森保監督は選手に柔軟な対応も求める。「システムありきではないが、4バックも3バックもやっていきたい。選手には臨機応変にやってもらいたい。トレーニングを見て、試合の流れを見て、準備したい」。さらに「2試合でより多くの選手を試していきたい」と幅広い選手起用について言及した。

パナマ、そして南米の古豪・ウルグアイとの連戦となるが、指揮官は「両チームとも『W杯』に出ている力のある国。相手チームもそうだが、我々が何ができるかを考えていかないといけない」と自分たちの特徴を出すことに重きを置いた。

『キリンチャレンジカップ2018』パナマ戦は10月12日(金)・デンカビッグスワンスタジアム、ウルグアイ戦は10月16日(火)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。2試合ともチケット発売中。