金子大毅(湘南ベルマーレ) (C)J.LEAGUE 金子大毅(湘南ベルマーレ) (C)J.LEAGUE

『2018JリーグYBCルヴァンカップ』 プライムステージ・準決勝が10月10日(水)・14日(日)に開催される。湘南ベルマーレと柏レイソル、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが決勝へのキップをかけ、ホーム&アウェイ戦に臨むのだ。

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湘南×柏はリーグ戦でJ1残留争いを強いられている両クラブの対決である。湘南が9勝8分11敗・勝点35の暫定13位ならば、柏は10勝3分16敗・勝点33の暫定14位。勝点差はわずかに2だが、湘南は消化試合が1少ないアドバンテージがある。柏は主力を欠くビハインドもある。伊東純也、オルンガという攻撃の核が代表に選出された。湘南もDF石原広教、MF齊藤未月をU-19日本代表で欠くが、柏ほどの戦力減はない。

準々決勝の戦いぶりも対照的だった。湘南は前年王者・セレッソ大阪を相手にホームの初戦で3-0の快勝を収めると、続く第2戦も攻め手を緩めず2-2のドロー。2試合連続ゴールを決めたボランチ金子大毅が輝きを放った。一方の柏はJ2ヴァンフォーレ甲府に対し、2戦連続ドローながらアウェイゴールの差で振り切った。湘南はクラブ史上初の決勝、柏は5年ぶりとなるファイナル進出を目指す。

もうひとつの準決勝は3年ぶり10度目の決勝進出、最多7度目の優勝を狙う鹿島と17年ぶり2度目のファイナル進出を目論む横浜FMが雌雄を決する。横浜FMは準々決勝・ガンバ大阪戦で2戦合計7-1の完勝ぶりを見せ付けた。エース・伊藤翔が2戦連続2ゴールの大爆発。計8ゴールと『ルヴァン杯』得点王争いをリードするも、当人は「チームが勝ってなんぼ。優勝した上で得点王を取れれば一番いいけど、まずはチームが勝つこと」とキッパリ。

対する鹿島は初戦・ホームで川崎フロンターレと1-1で引き分けたが、2戦目でいいディフェンスからいいオフェンスにつなげ3-1の勝利。『ACL』『天皇杯』も勝ち残り、強行日程を余儀なくされている鹿島だが、公式戦9戦負けなしと底力を見せている。ケガ人も過密日程も跳ね返す力強さは本物だ。

リーグ戦の対戦成績は湘南×柏も横浜FM×鹿島も1勝1敗。『ルヴァン杯』準決勝は決着をつける2試合となる。

『ルヴァンカップ』 準決勝・湘南×柏(10月10日(水)・三協フロンテア柏スタジアム/14日(日)・Shonan BMW スタジアム平塚)、鹿島×横浜FM(10月10日(水)・茨城県立カシマサッカースタジアム/14日(日)・ニッパツ三ツ沢球技場)がいよいよキックオフ。10日(水)のカシマスタジアム、14日(日)のBMWスタジアムのチケットは発売中。10月27日(土)・埼玉スタジアム2002での決勝のチケットは10月19日(金)午前10時よりチケットぴあにて先行先着プリセール、21日(日)午前10時より一般発売。