瀬川智広男子セブンズ日本代表ヘッドコーチ 瀬川智広男子セブンズ日本代表ヘッドコーチ

3月12日、HSBCセブンズワールドシリーズ2014-2015の第6戦『香港セブンズ』及び第7戦『東京セブンズ』に向けた、ラグビーセブンズ日本代表スコッドが発表された。18名のメンバーは東京合宿、そして香港代表との合同合宿を経て、12名に絞られる。

東京セブンズ2015 チケット情報

日本代表スコッドは以下の通り。
鈴木貴士(クボタ)、吉田大樹(東芝)、ヒーナン ダニエル(パナソニック)、桑水流裕策(コカ・コーラ)、ロテ・トゥキリ(北海道)、坂井克行(豊田自動織機)、豊島翔平(東芝)、レメキ ロマノ ラヴァ(ホンダ)、後藤駿弥(ホンダ)、高井迪郎(九州電力)、加藤誠央(九州電力)、彦坂匡克(トヨタ自動車)、後藤輝也(NEC)、山下楽平(神戸製鋼)、大石力也(山梨学院大)、合谷和弘(流通経済大)、藤田慶和(早稲田大)、松井千士(同志社大)

男子セブンズ日本代表はワールドシリーズ5戦を終えて勝点5。14位・ポルトガルとの勝点16差を引っ繰り返さないと降格の憂き目に遭う。残り4試合での逆転を狙う瀬川智広ヘッドコーチは課題に「ディフェンス面の強化」を挙げた。「(15人制ラグビーのような)流すディフェンスではなく、(セブンズ特有の)前へ出るディフェンスをしていきたい」と具体的に述べた。

また、個別の選手について、次のようにコメントした。トップリーグのトライ王、新人賞、ベスト15を獲得した山下については、「得点の嗅覚が鋭い。ボールを持ったら必ずゲインする。タックルを受けても走り切る腰の強さもある。彼には得点を期待している」。元オーストラリア代表で日本国籍を取得し、『ラグビーワールドカップ』出場を目指すヒーナンについては、「第5戦は前々日に合流し、シンプルな指示を出しただけだった。今回は戦術的な部分を詰め、彼のキャラクターを生かせるようにしたい」。

そして、指揮官は4月4日(土)・5日(日)・秩父宮ラグビー場で開催される『東京セブンズ2015』へ向けて、「強い日本代表をお見せしなければファンの心はつかめない。勝利を目指すとともに、人とボールがスピーディに動くラグビーをしたい」と誓った。『東京セブンズ2015』のチケットは発売中。