ビエラ CX700シリーズ

パナソニックは、4K対応液晶テレビの新製品として、「ビエラ CX700シリーズ」3モデルを5月下旬に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は55V型の「TH-55CX700」が30万円前後、50V型の「TH-50CX700」が25万円前後、40V型の「TH-40CX700」が20万円前後の見込み。

4K対応の高輝度液晶パネルを採用し、従来機種「AX700シリーズ」と比較して、より明るい映像表現を実現した。入力した映像信号を信号レベルで超解像処理する「リマスター超解像」と、映像の質感を高める「ディテール超解像」を組み合わせた「4Kファインリマスターエンジン」を搭載し、精度の高い補正によってデジタル放送やBD(ブルーレイディスク)ソフトを、高画質な4K映像で楽しめる。

サウンド面では、最大出力30Wの高出力アンプで臨場感のあるサウンドを実現した新開発の「ダイナミックサウンドシステム」を搭載。従来モデルの「55AX700」「48AX700」「40AX700」と比べて、「TH-55CX700」が10倍、「TH-50CX700」「TH-40CX700」が6倍の容量を備えた大容量スピーカーボックスを採用することで、歪みを抑えた豊かな低音を再生する。

ホーム画面には、お気に入りの画面にすぐにアクセスすることができる「かんたんホーム」を採用するとともに、天気予報や裏番組情報などにすばやくアクセスできる新たなインフォメーションバーも備える。

このほか、デジタル3チューナーによる外付けHDDへの二つの裏番組同時録画や、録画済みHDDを他のテレビにつなげかえられるSeeQVault、2015年秋に開始予定の映像配信サービス「NETFLIX(ネットフリックス)」、テレビに話しかけて操作する「ダイレクト音声操作」に対応する。

インターフェースは、HDMI入力×3系統、D4入力×1系統、ビデオ入力×1系統、光デジタル音声出力×1系統、100BASE-TX/10BASE-T準拠の有線LAN×1系統、USB×3系統、SDXC/SDHC/SDカードスロットなど。