『おかえり、はやぶさ』に出演する藤原竜也(右)と杏(左)

小惑星探査機“はやぶさ”にまつわるエピソードを描いた映画『おかえり、はやぶさ』が3月10日(土)に公開されるのを前に、メイキング映像が届いた。

『おかえり、はやぶさ』メイキング映像

本作は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力のもと、『釣りバカ日誌』シリーズや『鴨川ホルモー』の本木克英監督が、昨年6月、小惑星イトカワのサンプルを採取するために、7年間、60億キロの宇宙の旅を果たした“はやぶさ”を全編3D映像で手がけた作品。プロジェクト成功への険しい道のりと、その過程で生まれたプロジェクトメンバーの絆が描かれている。エンジニアの助手として働く主人公を藤原竜也、理学博士役を杏が演じているのも注目だ。

今回公開された映像は、2年の歳月をかけてイトカワに到達した“はやぶさ”の姿勢制御装置(リアクションホイール)3基のうち2基が故障していたことが判明し、予想外の出来事に困惑するシーン。危険を冒しても、サンプルを採取するために再チャレンジするか悩む藤原と杏の姿が映し出されている。また、映像の後半では、本格的な3Dカメラで撮影する監督の姿も。広大な宇宙空間に浮かぶ“はやぶさ”が、あたかも目の前に迫ってくるかのようなリアルなビジュアルにこだわったという本作の迫力の3D映像に期待したい。

『おかえり、はやぶさ』
3月10日(土)全国公開<3D・2D同時公開>
(C)2012「おかえり、はやぶさ」製作委員会