福岡堅樹(パナソニック ワイルドナイツ) (C)F.SANO 福岡堅樹(パナソニック ワイルドナイツ) (C)F.SANO

あまりにももったいない。でも、刺激的なカードと言えよう。『ジャパンラグビー トップリーグ 2018-2019』順位決定戦1回戦で、いきなり優勝候補同士が激突する。3年ぶりの5度目の『トップリーグ』優勝を目指すパナソニックと昨季7年ぶりに4強入りし、悲願の初優勝を狙うトヨタ自動車が対峙するのだ。

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トヨタは開幕戦でV2王者・サントリーと今季のベストバウトとも呼べる死闘を展開。最後は運に見離され、25-27で涙を飲んだ。第4節・神戸製鋼戦では最後のワンプレーでトライを奪い26-26。勝ちに等しい引き分けを手に入れた。5勝1分1敗ながら、神戸製鋼、サントリーの後塵を拝し、レッドカンファレンス3位となったのだ。

対するパナソニックは6勝1敗でホワイトカンファレンス2位。第4節・ヤマハ発動機との全勝対決を15-0で制したものの、第6節・リコーに17-26と屈し、ボーナスポイントの差でヤマハに首位を譲ったのだった。

どこが相手でも圧倒するだけの爆発力を秘めるトヨタ自動車と、接戦になった際の勝負どころを熟知するパナソニック。コンディションではトヨタ、選手層ではパナソニックに軍配が上がる。日本代表9人がチームを離れていたパナソニックを攻略するなら、代表組が合流して間もない1回戦となるのだが、果たして結果はいかに。

【パナソニック】
1稲垣啓太、2坂手淳史、3平野翔平、4三上匠、5ヒーナン ダニエル、6ベン・ガンター、7マット・トッド、8ジャック・コーネルセン、9田中史朗、10松田力也、11福岡堅樹、12ハロルド・フォスター、13ディグビ・イオアネ、14山田章仁、15森谷圭介、16アッシュ・ディクソン、17クレイグ・ミラー、18ヴァル アサエリ愛、19長谷川崚太、20大西樹、21小山大輝、22笹倉康誉、23梶伊織
【トヨタ自動車】
1三浦昌悟、2吉田康平、3木津悠輔、4レニエル・ヒューゴ、5ジェイソン・ジェンキンス、6シュネル・シン、7タウファ・オリヴェ、8姫野和樹、9茂野海人、10ライオネル・クロニエ、11ヘンリー・ジェイミー、12クリントン・スワート、13イェーツ・スティーブン、14岡田優輝、15ジオ・アプロン、16彦坂圭克、17内田裕大、18垣本竜哉、19カール・ウェグナー、20吉田杏、21岩村昂太、22竹田宜純、23彦坂匡克

『トップリーグ』1~8位決定戦1回戦・パナソニック×トヨタ自動車は12月2日(日)・熊谷ラグビー場にてキックオフ。同日は9~16位決定戦1回戦・東芝×日野も開催。チケット発売中。両軍は2019年1月13日(日)・花園ラグビー場での『ジャパンラグビー トップリーグカップ 2018-2019』1~4位決定戦1回戦でも対戦する。