「夜のPFF 課外授業 入門! インディペンデント映画」

PFF(ぴあフィルムフェスティバル)が企画・制作し、自主映画の名作群を上映するイベント「夜のPFF 課外授業 入門! インディペンデント映画」がテアトル新宿にて、5月30日(土)より一週間連続で開催される。

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PFFは、“新しい才能の紹介・発見・育成”をテーマに、1977年より続いている映画祭。作品のジャンルや上映時間、応募資格など一切制限を設けない世界最大級のコンペティションを中心に、貴重な過去作の上映や関連イベントなどさまざまなプログラムが展開されている。

本イベントは、多彩な日本のインディペンデント映画の歴史を紹介するもので、手探りながらも映画づくりに傾ける、“純粋な情熱”を窺い知ることができる。初日は、『八日目の蝉』で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した成島出監督の1986年PFF入選作品『みどり女』が8mm映写機で上映され、ゲストとしても登壇。また、監督おすすめの自主映画ジョン・カサヴェテス監督の『アメリカの影』や、『ウォーターボーイズ』で人気を博した矢口史靖監督の『雨女』などをオールナイトで楽しめる。

続いて6月2日(火)は、同劇場のレイトショーで連日満員を記録した山戸結希監督の少女映画『おとぎ話みたい』が英語字幕で上映されるほか、6月3日(水)は、卒業制作が東映系全国公開され、自主映画界にあらたな歴史を刻んだ石井岳龍(聰亙)監督のロック映画『狂い咲きサンダーロード』がラインナップに。ゲストには、監督とともに同作を創りあげたカメラマンの笠松則通氏が登壇する予定で、製作時の知られざるエピソードも聞けそうだ。

今回のラインナップは、ジャンルは違えども、どれも自主映画界を代表する名作ばかり。監督たちの歴史を辿り、その魅力に触れてみてはどうだろうか。

夜のPFF 課外授業 入門! インディペンデント映画
5月30日(土) ~6月5日(金)連日21時上映 ※初日オールナイトは22時30分
会場:テアトル新宿