福山雅治

世界初の特殊カメラで昆虫たちの生態を捉えた3Dドキュメンタリー映画『アリのままでいたい』の主題歌が福山雅治の『蜜柑色の夏休み 2015』に決定し、コメントが公開された。

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本作は、カブトムシ、クワガタムシ、スズメバチら昆虫たちが森で繰り広げる熾烈な生存競争の様子を、長崎県在住の世界的昆虫写真家・栗林慧が“アリの目カメラ”と呼ばれるで世界唯一の特殊なカメラで430日を費やして捉えた記録。

主題歌『蜜柑色の夏休み』は2001年に福山が発表したアルバム『f』に収録された楽曲で、オファーを受けた福山は、改めてスタジオでレコーディングしなおし『蜜柑色の夏休み 2015』を完成させた。福山は「写真家栗林慧さんと僕が同郷だということ、そしてNHKの自然番組に出演していることを知ってくださっていた映画制作スタッフより、是非主題歌として『蜜柑色の夏休み』を!と、オファーを頂きまして、今回、楽曲提供させて頂くことになりました」と経緯を説明。

「歌の舞台は、僕が小学生だった頃の長崎。ある夏休みの1日、電車に乗って祖母の家に遊びにいく風景を歌った楽曲で、まさに“夏休みの日記”といった感じです」と明かし、「15年近く前の楽曲でもあったので、楽器もダビングして、MIXも新たに行いました。基本のアレンジは変えていないので、建築で言えば“リノベーション”という感じでしょうか」と説明。

「この映画は、僕自身も子供の頃、地元長崎で蝉やクワガタやカブトムシなどをつかまえて遊んでいたことを思い出します。長崎の自然、そこで繰り広げられる生き物たちの生命の物語り。自然の厳しさと美しさを、この映画で感じていただけたら」とコメントを寄せた。

『アリのままでいたい』
7月11日(土)2D/3D 全国ロードショー