ジョージ・クルーニーとアマル・クルーニー

ディズニー最新作『トゥモローランド』のジャパンプレミアが5月25日に、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、約8年ぶり5回目の来日を果たした主演ジョージ・クルーニーが、昨年結婚した妻アマル・クルーニーさんとともに出席。クルーニーが報道陣を前に、「僕の奥さんだよ」と初来日のアマルさんを紹介する場面もあった。

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「初めて来日したのは、1984年だったかな。東京は常に喜びを与えてくれる街。こうして戻ってこれてうれしいよ。トウキョウ、ダイスキ!」と上機嫌のクルーニーは、会場に駆けつけたファン1500人に「さっき、ディズニーと相談したんだけど、映画を観に来てくれたら、日本酒を一本プレゼントすることになったよ。アリガトウ、ディズニー!」とジョークまで飛ばした。

映画は、ウォルト・ディズニー社の保管庫から見つかったさまざまな資料を基にした冒険ミステリー。すべてが可能になる場所“トゥモローランド”を舞台に、そこに行くことができるピン・バッジを偶然手に入れた少女ケイシーと、かつてトゥモローランドを訪れた過去をもつフランクが人類存亡をかけ、時空を超えた旅に出かける。

ジャパンプレミアには共演者のブリット・ロバートソン、ラフィー・キャシディ、ブラッド・バード監督、日本語吹き替え版で声優を務める女優の志田未来が駆けつけた。数多くの名作アニメを世に送り出し、『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』に続く実写作品に挑んだバード監督は、本作を「とても想像性豊かな作品」と評し、「まるで5本の映画を、1本にまとめたような作品なんだ。ミステリー、SF、ロードムービー、冒険、そしてファンタジー。あらゆる要素が含まれているよ」と力強くアピールした。

『トゥモローランド』
6月6日(土) 全国ロードショー

取材・文・写真:内田 涼