【お笑い】R-1ぐらんぷり2012 3回戦は“笑いの秘宝館”だった

10回目となるメモリアル大会の3回戦。5回に分けて行われた最終日、2月24日だけで54名登場した中から注目芸人をピックアップ。準決勝は3月2日、決勝の3月20日まで追いかけます。

ピリピリとした緊張感と、ユルユルとした和やかさと。「R-1ぐらんぷり」の3回戦には、二つの空気がブレンドされた独特の味わいがあるのではなかろうか。そんな目論見を抱いて、行ってきましたルミネ the よしもと。で、結論を先に言ってしまうと、想像以上の面白さ! 誰もが知ってる有名芸人、見たことも聞いたこともない無名芸人。作りこんだ笑い、グダグダから生まれる笑い。パリッとしたスーツ姿、スルッと脱ぎ捨ててほぼ全裸…。なんでもアリのR-1だからこそのバラエティに富んだ空間は、さながら秘宝館的アミューズメントパークの様相を呈していたのだった。

訪れたのは、今年で10回目となるメモリアルな大会の3回戦。5回に分けて行われたうちの最終日、2月24日(金)だった。この日だけで54名の芸人たちが登場し、正直に言って観戦後は全員を紹介したくなってしまったのだが、そこをグッとこらえ注目芸人をピックアップ。今回は、便宜上〈コンビ芸人〉〈ピン芸人〉〈カオス芸人〉とカテゴライズしてお届けしたいと思う。読んでいただく感覚としては、後半に行くにつれてディープになると思っていただければ幸いです。

〈コンビ芸人〉の章。

野性爆弾川島  

頭の方で登場して、くーちゃんワールドで包んで見せたのが野性爆弾川島。どうです? 写真を見てもほとんど何をやっているかわからないでしょう。それ、正解です。絵描き歌をやったかと思えば、自作の音楽をBGMに赤ちゃんの人形を手に殺陣をりだして、最後はネタ時間3分をオーバーすると行われる、強制終了の「ドーン!」も組み込んで幕。※準決勝進出
 

ライセンスの藤原一裕

   

男前芸人としても知られるライセンス藤原一裕は、ひとりコント。半券を持ってこないかったために映画館に入れないヤクザを演じ、コントアクターとしての力量を発揮。3分間の構成も見事で、本気度をうかがわせた。※準決勝進出

 



2700八十島  



2700
八十島とツネ、そろって出場。八十島はギターを手にして「うーどーんー!」と歌い上げ、ツネはブリーフ一枚で登場してからの、変態ダンシング。とにかく二人とも、やりたいネタをやりましたという感じが潔かったことはたしかである。※ともに準決勝進出ならず

2700ツネ

   

スリムクラブ内間 

スリムクラブ真栄田  

 

 

 











こちらもコンビがそろって3回戦に駒を進めたスリムクラブ内間は、手に持ったビニール袋からお題を出して、即興でやってみるというネタ。「北風を力強く表現してください?……ひゅー、ばばばばば!」――いと、シュール。一方、決勝進出経験もある真栄田は「許してください」をブリッジにして懺悔していく一言ネタ。「…昔、車検が切れた車を墓地に棄てたことがあります」。※真栄田が準決勝進出

はんにゃ金田哲

   

 

 


はんにゃ
金田哲は、キモイ学生にふんしてひとりコント。予想外の展開で畳み掛け、けしてキャラだけではない部分を見せ付けてくれた。※準決勝進出

 

チュートリアル徳井義実  



そしてコンビ芸人の章、最後はM-1グランプリ王者、チュートリアル徳井義実。スーツでスタイリッシュに登場したものの、いきなりパンティを頭に装着。その姿で真面目なことを語っていくという“パンティ漫談”を披露して、話芸の巧みさプラス、見た目のしょーもなさの破壊力は抜群だった。※準決勝進出

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