『トワイライト~初恋~』を大ヒットさせたキャサリン・ハードウィック監督が、再び若い女性を対象にした人気小説の映画化を手がけることになりそうだ。

作品は『Love Letters to the Dead』。原作小説は昨年4月に出版され、原作者のアヴァ・デライラが自ら映画のための脚色を行った。

主人公は、姉を亡くしたティーンエイジャーの女の子。国語の授業で、死んだ人への手紙を書くという宿題が出た時、彼女は、姉が好きだったカート・コバーンを選ぶ。それをきっかけに、彼女は、ヒース・レジャー、エイミー・ワインハウス、ジャニス・ジョプリンなど、亡くなった有名人に、次々に手紙を書き始める。

ハードウィック監督は、若者の描写が得意なことで有名。『トワイライト…』のほか、これまでに『サーティーン/あの頃欲しかった愛のこと』『ロード・オブ・ドッグタウン』などを監督している。

文:猿渡由紀