(写真左より) 小野龍猛(千葉ジェッツ)、実施委員会門川浩人委員長、日本バスケットボール協会三屋裕子会長、吉田亜沙美(JX-ENEOSサンフラワーズ) (写真左より) 小野龍猛(千葉ジェッツ)、実施委員会門川浩人委員長、日本バスケットボール協会三屋裕子会長、吉田亜沙美(JX-ENEOSサンフラワーズ)

千葉ジェッツの『天皇杯』3連覇なるか。千葉が『2018-19 B1リーグ戦』東地区首位で『天皇杯』ファイナルラウンドへ突入する。ここまで26勝5敗の最高勝率である。しかも、8連勝中だ。それでいて、1月6日、滋賀レイクスターズとのGAME2で97-89で勝利しながらも、「マインドセット、ゲームの締め方、押さえなければいけない選手に簡単に打たせてしまったことなど反省点が多く、準備してきたプランを何ひとつ出せなかった。次に向けて、しっかり改善できるようにしていきたい」(大野篤史ヘッドコーチ)と勝って兜の緒を締める姿勢もよし。

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頂点まで残り3つ。千葉の最初の壁となるのが、川崎ブレイブサンダースだ。『2018-19 B1リーグ戦』開幕戦で2連敗を喫した因縁の相手である。対戦相手が決定した際、小野龍猛主将は「開幕戦で2連敗しているので、リベンジするいいチャンス。川崎はコーチ陣が長年一緒で、チーム力が高く、まとまりがある。開幕戦では組織でやらないといけないと再認識した。チーム力で負けないようにしたいし、しっかり対策してチーム力で対抗したい」と闘志を内に秘めた。

また、小野はどこが相手でも関係ないとも言う。「相手どうこうではなく、自分たちのバスケをしないと勝てない」と。さらにトーナメントの怖さについて、「一発で終わる怖さがある。出だしが本当に大事。試合の入りを大切にしたい」と言及した。

川崎戦をクリアしても、準決勝ではシーホース三河×アルバルク東京の勝者と対峙する。反対の山にも東地区のライバル・栃木ブレックスら強豪がひしめく。千葉の3連覇の道のりは険しい。だからこそ、小野は「3連覇にチャレンジしたい」とキッパリ。

『全日本選手権大会』は1月10日(木)に男子準々決勝・サンロッカーズ渋谷×栃木、大阪エヴェッサ×京都ハンナリーズ、三河×A東京、川崎×千葉、11日(金)に女子準々決勝・デンソー アイリス×トヨタ紡織サンシャインラビッツ、トヨタ自動車アンテロープス×三菱電機 コアラーズ、富士通レッドウェーブ×日立ハイテク クーガーズ、シャンソン化粧品 シャンソンVマジック×JX-ENEOSサンフラワーズ、12日(土)に男女準決勝、13日(日)に男女決勝がさいたまスーパーアリーナにてティップオフ。チケット発売中。