『キングスマン』(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation

全世界4億ドル超えの大ヒットを記録したスパイアクション映画『キングスマン』の予告編が公開になった。本作は、『キック・アス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のマシュー・ヴォーン監督が手がける作品で、これまでのスパイ映画のエッセンスを凝縮し、まだ誰も観たことがない新たなスパイ・アクションを描く。

『キングスマン』予告編

原作は『キック・アス』『X-メン』などを手がけてきたマーク・ミラーのコミックス。高級スーツ店“キングスマン”はロンドンのサヴィル・ロウにあり、洗練された紳士が集っているが、その実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関だ。コリン・ファースが演じるハリーは、組織の指揮者アーサー(マイケル・ケイン)の元で日々、秘密裏に活動を行っているが、ある日チームの一員が何者かに惨殺され、新人エグジー(タロン・エガートン)をスカウトすることになる。

このほど公開された映像では、エグジーとパブに入ったハリーが街のチンピラを次々にブチのめす場面が登場。迫り来る敵を殴り、銃弾を防ぎ、メッタ討ちにするが絶対に身だしなみが乱れない“紳士”ハリーの姿は強烈だ。彼はマナーを守り、どんな時も冷静に事態に対処するスパイになるべくエグジーを養成。エグジーは過酷な試練を経て成長していく過程で、なぜ自分がキングスマンの一員に迎え入れられたのか知るようになる。また同じ頃、前代未聞の大量虐殺計画を企てるIT富豪・ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)が人類抹殺計画を遂行。彼は現代人なら誰もが飛びつくような方法で恐ろしい武器を拡散させ、計画を進めていく。

キングスマンのメンバーはヴァレンタインの野望を阻止できるのか? 街のワルガキだったエグジーは真の紳士に、真のスパイになれるのか? 映像には豪快なアクションやスパイ・ガジェット、両足が刃になっている強敵など、これまでのスパイ映画にあった要素がさらに過激に描かれている。

『キングスマン』
9月11日(金)全国ロードショー