『ヴィジット』(C) Universal Pictures.

『シックス・センス』『サイン』のM・ナイト・シャマラン監督の最新作『ヴィジット』が10月に公開されることが決定した。本作はシャマラン監督が“原点回帰”をかかげて挑んだスリラー映画だ。

シャマラン監督は『シックス・センス』の巧みな描写と観客をアッと驚かせるラストで注目を集め、『サイン』『ヴィレッジ』など先の読めないスリラー映画を次々に仕掛けて観客の注目を集めてきた。近年は大作映画やドラマシリーズなども手がけ、活動の幅を広げているが、自身のルーツである観客を“怖がらせ”て“驚かせ”る新作を完成させた。

『ヴィジット』の主人公は幼い姉弟。ふたりは祖父母の家に遊びに行くが、優しくて穏やかな祖父母は姉弟と“3つの約束”をする。このほど公開されたポスター画像には姉弟と祖父母がした約束が記載されており、“第一の約束 楽しい時間を過ごすこと”、“第二の約束 好きなものは遠慮なく食べること”と書かれている。どちらも愛する孫が遊びに来た際に祖父母が想うことだが、最後に“第三の約束 夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと”という記載がある。

映画は、とても優しいが、どこか挙動がおかしい祖母や、呼びかけても反応しない祖父、そして尾行してくる男など、謎だらけの家の中で、姉弟が体験する想像を絶する恐怖を描き出していく。夜9時半以降、ドアの“向こう側”にはどんな光景が広がっているのか? 姉弟が約束を破ると何が起こるのか? シャマラン監督が仕掛ける謎が気になってしかたなくなるポスターになっている。

『ヴィジット』
10月23日(金) TOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開