撮影:Takehiro Suganuma

NOCTURNAL BLOODLUSTが6月20日、赤坂BLITZにてワンマンライブ『銃創』を行った。

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  • NOCTURNAL BLOODLUSTワンマンライブ/バンド
  • NOCTURNAL BLOODLUSTワンマンライブ/尋(Vo)
  • NOCTURNAL BLOODLUSTワンマンライブ/Daichi(Gt)
  • NOCTURNAL BLOODLUSTワンマンライブ/Cazqui(Gt)
  • NOCTURNAL BLOODLUSTワンマンライブ/Masa(Ba)

チケットはソールドアウト。女性ファンはもちろん、男性ファンも多く見受けられる。特異のスタンスを貫き、その類稀な音楽性と確かな実力で、ロックキッズからメタルファンまで、独自の客層を獲得してきたことがわかる。

「初めの目標として辿り着いた場所。1年前はまだ遠かった場所。」

尋(Vo)がそう語った、バンドにとって大きな節目となるこのライブは、バンドが持つ狂気性と神秘性が共存する綿密に構築された美学を以て、他の追随を許さない稀代の存在を見せつける夜になったのである。

5人が創り出す荘厳たる世界

客電が落ち、SEの「[my:Se]raphy」とともに、ギターを高らかに抱えたCazqui(Gt)が紗幕に浮かび上がる。残響音を纏ったギターが鳴り響く。一瞬の静寂を挟み、シンバルのカウントとともに轟音の洪水が襲いかかった。這いずりまわるような低音弦と、切り裂くような高音のギターの絡みが印象的な「GENESIS」でライブの口火は切られた。

ステージ背後には、KAgaMI氏による巨大なバックドロップが。ステージを見守るかのように、大きな翼と剣を持ち悠然と構える騎士の姿は、燦々と金色に輝くドラムセットと相俟って強烈なインパクトを与えている。

Natsu(Dr)
Masa(Ba)

Natsu(Dr)とMasa(Ba)の重戦車のようなリズム隊。クールな面持ちで妖しくリフを刻むDaichi(Gt)と、真っ白な衣装に身を包み、華麗に舞い、流麗に奏でるCazqui(Gt)のギタリストふたりの姿はバンドの“陰と陽”とでもいうべきだろう。そんなメンバーを従えるかのよう、台に仁王立ちして哮り狂う尋。5人が創り出すこのステージに、荘厳たる世界を見た。