17日(土)からシネマヴェーラ(東京・渋谷)で開催される「映画史上の名作番外編 サイレント小特集IV」

新旧の名作を2本立て上映している東京・渋谷の映画館、シネマヴェーラが日本未公開作を含むサイレント映画の傑作を上映する「映画史上の名作番外編 サイレント小特集IV」を17日(土)から開催する。

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本企画は、映画史に名を残す傑作をフィルム上映する特集「映画史上の名作」の番外編で、長らくスクリーンで上映されてこなかった作品や日本未公開の作品の中から、サイレント映画だけを厳選して上映するシリーズ。

4回目となる今回は、モノクロームのコントラストが美しいドイツ映画の名作『カリガリ博士』や、フランス人監督ジャン・エプスタインの『アッシャー家の末裔』 、特撮映画の古典的傑作『ロストワールド』などを上映。さらに、映画史にその名を残すハロルド・ロイドやD・W・グリフィスの短編集も上映する。

シネマヴェーラは、2008年より国内外から収集した16mmフィルムに独自に字幕をつけ直し、パブリックドメインとなったクラシック作品の上映プロジェクトを行っている。現在、映画上映はデジタル化が進んでいるが、本館には“フィルムで映画を観る喜び”を感じられるプログラムが数多く用意されており、今回の特集も映画ファンにはたまらない内容になっている。

映画史上の名作番外編 サイレント小特集IV
3月17日(土)から30日(金)まで
シネマヴェーラ渋谷で開催
※毎日2本立て、終日入れ替えなしの上映