5.「男のくせに、出来ないの?」など、性差を持ち出しバカにする

「あなた、男のくせにこんなことも出来ないの?」「男のくせに女々しいわね」こんなふうに、性差を持ちだして蔑んだりバカにするのはモラハラです。

例えば夫から「女だから、家事をやるのが当たり前だろ」と言われたらどうでしょう。腹が立ちますよね。特に男性は、もともと自尊心が強く、女性から認めてほしいという欲求も強いのです。女性から「男のくせに」と言われてしまうと、非常に堪えます。

夫婦ともども「男だから」「女だから」という概念の押し付け合いは、避けたほうが無難です。

6.子どもを味方につけ、家庭内で孤立させようとする

子どもを味方につけ、家庭内で夫を孤立させようとするのはモラハラです。

例えば、夫だけ食事のランクを落とす、帰りが遅いと夫の分の食事が無い、夫に言わずママと子どもだけでレジャーに出かけるなどが、これに値します。

ここまでしてしまうのは、夫に対する相当な不満があるのかもしれません。その場合、夫を孤立させても何の解決にもならないので、本音を伝え夫婦で話し合いをするのが懸命でしょう。

7.「あなたのせいで人生台無し」など、被害者として物を言う

「あなたと結婚したせいで、人生台無し」「結婚って、もっと幸せなものだと思った」

こうした「結婚したことで、被害を受けた」という発言も、ある種のモラハラです。

夫婦喧嘩がヒートアップしてくると、ついこんなことを言ってしまいがちですね。しかし、離婚を考えているわけではないのなら、そこはぐっとこらえてください。夫は「なら、別れたいのか」と真剣に捉えてしまうかもしれません。



以上、夫が「家に帰りたくない・・・」と感じてしまう、モラハラ妻の特徴をご紹介しました。

もしあなたがこれらにあてはまるのなら、一度、夫婦関係を見なおすことをお勧めします。モラハラのような嫌がらせをしてしまうのは、夫への不満が根本的な原因かもしれません。嫌がらせではなく、話し合いで解決しましょう。

 接客コンサルタント。ひとり一人の魅力を輝かせる接客マナーの専門家。資生堂ビューティコンサルタント、キッザニア東京スーパーバイザーのキャリアを経て、講師として活動。女性視点の丁寧さあふれる接客術は「すぐに実践できる」と高い評価を得ている。述べ3000人以上の指導経験を持ち、幅広く支持されている。