結婚を考える女性にとって、男性の収入や会社、肩書などは、重要な評価材料の一種。しかし、それらは“記号”であり、とくに収入なんて時価みたいなもの。長い人生を共に歩む結婚相手選びにおいて、本当は何にフォーカスすると良いのでしょうか。

既婚女性にリアルな話を聞いてみました。 

1:有言実行

「夢や目標を持っていて、それに向かって行動しているかどうか、を見るべきだと思います。

弁護士の夫とは、彼が大学院生のときに籍を入れました。当時彼は無収入で、私が彼を養っていましたが『弁護士事務所に入って5年以内に独立する』という夢をずっと語っていたんです。

もちろん夢を持つだけではなく、実現に向けて動いていたので、この人だなと思いました」(33歳/専業主婦)

有言不実行でも不言不実行でもなく、有言実行の人であるかどうか――ここは必ず見るべきポイントだと言えるでしょう。どんなに大きなことを言っていても、行動が伴っていなければ、何一つ形になりません。

2:奇心旺盛

「大人になるにつれて、人はだんだん挑戦しなくなると思います。それとは対照的に、毎年必ず新しいことに挑戦して、きちんと糧にしていく夫を見ていると『この人がパートナーで良かった』と感じます。昨年は投資を本格的に始め、今年はクルマを持つようになりました。

小さなことでも大きなことでも良いので、いろいろなことに興味を持って、自分の領域を広げられる人が、良いパートナーになるのではないでしょうか」(30歳/編集者)

好奇心が枯れると、新しいことにチャレンジしなくなり、人としての進化も見られなくなります。自分自身が「常に新しいインプット&アウトプットをしたい」「年々アップデートしていきたい」と考えるタイプであれば、落ち着きがないくらい好奇心旺盛な男性を選ぶのが正解です。