OTTAVAは“オクターブ”を意味するイタリア語

パナソニックは、音響機器ブランド「Technics(テクニクス)」から、プレミアムクラスのCDステレオシステム「OTTAVA(オッターヴァ) SC-C500」を2016年1月22日に発売する。税抜価格は20万円。

パナソニック アプライアンス社 テクニクス事業推進室の小川理子室長は、「これまでの製品はHi-Fiオーディオファンをターゲットにしていたのに対し、今回は女性を含む音楽ファンにも訴求したい。音楽を身近に感じている人たちにもオーディオを身近に感じてほしい。販売ルートも従来のオーディオ専門店、家電量販店に加え、10月からは新宿伊勢丹など、新しい販路を作っていく」と語った。

音楽を身近に感じている人たちにオーディオも身近に感じてほしい。販売ルートも従来のオーディオ専門店や家電量販店に加え、10月からは新宿伊勢丹など、新しいタッチポイントを作っていく」と意気込みを語った。

本体を小型化しながらも上位機種の技術を搭載。センターユニットにはリファレンスクラス「R1シリーズ」で採用したフルデジタルアンプ「JENO Engine」を採用し、音源の魅力を引き出す。スピーカー部は、本体の上下に8cmのウーハーユニットを対向配置したうえ、音を水平方向に拡散するディフューザーと、らせん形状をした独自のスパイラルアコースティックチューブを採用。コンパクトなサイズながら豊かで広がりある低音を再生する。高域再生には、100kHz再生に対応したツィーターユニットを3方向に配置したマルチツィーターの搭載により広いスイートスポットを実現した。

ハイレゾ音源のネットワークオーディオ再生、CD再生をはじめ、USBメモリ、スマートフォン、タブレットの音楽など、多彩な音楽コンテンツに対応する。インテリア性も重視し、水平に回転するCDカバーの採用など、外観と操作時の美しさにもこだわったという。操作アプリ「Technics Music App」を使って、スマートフォン/タブレット端末から音源の選択、ボリューム調整などの操作・設定ができる