天皇杯ラウンド16抽選会に参加した面々 天皇杯ラウンド16抽選会に参加した面々

10月22日、『第95回 天皇杯全日本サッカー選手権大会』ラウンド16の組み合わせ抽選会が行われた。抽選の結果、昨年の覇者・ガンバ大阪は川崎フロンターレと、元日決勝の舞台・味の素スタジアムがホームのFC東京はJ2・水戸ホーリーホックと、J3勢で唯一勝ち残っているFC町田ゼルビアは『明治安田生命J1リーグ』1st王者・浦和レッズと対戦することが決まった。ラウンド16の組み合わせは以下の通り。

【チケット情報はこちら】

【ラウンド16組み合わせ】
ヴィッセル神戸(J1)×横浜F・マリノス(J1)
FC町田ゼルビア(J3)×浦和レッズ(J1)
ベガルタ仙台(J1)×松本山雅FC(J1)
柏レイソル(J1)×ヴァンフォーレ甲府(J1)
川崎フロンターレ(J1)×ガンバ大阪(J1)
サガン鳥栖(J1)×モンテディオ山形(J1)
FC東京(J1)×水戸ホーリーホック(J2)
徳島ヴォルティス(J2)×サンフレッチェ広島(J1)

ドロワーを務めた元日本代表・福西崇史は、「面白い対戦がたくさんある。J2のチームはJ1上位のチームと戦うので、対策も練ってくるのではないかと思う」とコメントし、注目カードを聞かれると、「攻撃で言えば川崎F×G大阪。鳥栖×山形の守備から組み立てるチームも、どちらから攻撃に出てくるのかというのが楽しみ。特徴のあるチーム同士は面白い試合になりそう」と語った。

同じくドロワーの日本サッカー協会・原博実専務理事は、「面白いと思うのは、FC東京×水戸。水戸は(リーグ戦で)少し苦しんでいるけれど、鹿島(アントラーズ)を破ってきた。徳島は一発勝負に強そうなので、広島との試合も楽しみ。全体的にはバランスが良い組み合わせになった」と、『天皇杯』名物のジャイアントキリングに期待を寄せた。

J2クラブの水戸・徳島、J3・町田の下克上はなるか。はたまたFC東京、広島、浦和がJ1の意地を見せるのか。元日決勝に駒を進めるのは、果たして……。なお、『天皇杯』ラウンド16の会場、チケット発売日は未定。日程は11月11日(水)・14日(土)・15日(日)のいずれかに開催となり後日発表される。