バトルシップ』来日会見の模様

ハワイ沖に出現したエイリアンの侵略部隊と、世界連合艦隊の戦いを壮大なスケールで描いた本作。次々と攻撃を仕掛けてくるエイリアンたちを相手に、米海軍の新人将校(キッチュ)と日本戦艦の指揮官(浅野)が共に立ち向かっていく。

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主演を務めるキッチュは「海兵隊のみなさんが、いかなる犠牲を払っても、我々のためにがんばってくださる姿に感銘を受ける」と米海軍に対し、最大限の敬意を表す。浅野も「この作品を引っさげ、今日この場で会見できるのは本当に誇りに思えること」と胸を張った。また、本作で女優デビューを飾った人気シンガー・リアーナは「最高の体験。これをきっかけにもっと映画に出たい」と女優業への意欲を燃やした。

バーグ監督は『ハンコック』などで知られるヒットメーカー。海軍マニアの父を持ち、従軍している友人もいるとあって、本作に対する熱意には並々ならないものがあり「映画評論家よりも、海軍で働く人たちの目が気になったよ。『ここはリアルじゃない』なんて思われたくないからね。幸運にも米軍の協力を得ることができ、多くの情報にもアクセスできた」と感謝しきりだ。

ちなみに、日米双方の軍艦に乗った経験を持つ浅野は「日本はとってもきれい。それに比べると、アメリカのほうはところどころに“ラフ”な面もあって(笑)」。これにはバーグ監督も「それは違う。アメリカの船内はvery very clean(とてもきれい)。そして日本はreally really clean(本当にきれい)なんだ」とフォローを忘れなかった。

『バトルシップ』
4月13日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー