八代亜紀 八代亜紀

八代亜紀が10月28日(水)に新作アルバム『哀歌 -aiuta-』を発売。その発売を記念して、12月には東京国際フォーラム・ホールCにてコンサートも開催する。

八代亜紀 コンサートチケット情報

自身初のブルースアルバムとなる『哀歌 -aiuta-』は、寺岡呼人がプロデューサーを務め、THE BAWDIES、横山剣、中村 中らが楽曲を提供し、アレンジを村田陽一が手掛け、今までのブルースのイメージにあった「歌謡ブルース」「演歌」とは違う、モダンなブルースとなっている。

八代は『哀歌 -aiuta-』リリースにあたり、以下のコメントを寄せた。

ご近所さんが座布団を持って我が家に聴きに集まる程の名手であった父の吟う浪曲を子守唄がわりに聴いて育ちました。「声音の変化」「フレーズの抑揚」「ブレスの緩急」そして「言霊」。こういったものが渾然一体となってまだ物心もつかない私の幼心の琴線にも確実に届いていました。切ない母子ものを聴きながら意味も分からずに「おとうさん、悲しいね」と感想を言っていたそうです。そんな幼時体験を持つ私にとって「浪曲は日本のブルースである」という持論を持つに至ったのは極自然な流れでした。初めてブルースを聴いた時にもあの時と全く同じ衝撃を経験しました。そしてそれは今聴いても変わることはありません。即ち普遍的な「悼み」「哀しみ」は時代、言葉、場所といったギャップを問わないということなのでしょう。今回の「哀歌」でも求めたものは「普遍」。洋邦各年代のカバー、そして21世紀の今を切り取る新作ブルース。12通りの「哀」が詰まった『哀歌 -aiuta-』の完成です。

豪華なクリエイティブチームと彼女の唯一無ニの声が融合して出来た「八代亜紀のブルース」。その魅力を堪能できる公演は、2015年12月19日(土)、東京国際フォーラム・ホールCにて。チケットの一般発売は11月21日(土)。チケットぴあでは、一般発売に先駆けて先行先着プリセールを10月28日(水)12:00より受付開始。