代表の鬼内さんによると、よくされる質問が「どうしてこんな事(おせっかい)をしているの?」なのだそう。そんな時は「ただのボランティアです」と答えているそうですが、それだけ「おせっかいジャパン」のおせっかいが親身できめ細かいという事なのかも。

今回は新宿内の道案内のおせっかいとなりましたが、「オススメのうどん屋さんを教えて」と言ったお店の質問に対する案内や、六本木で出会った方に「築地に行きたい」と言われたら、電車に一緒に乗ってお連れする事もあるそう。う〜ん、ナイスおせっかい!

一日のおせっかいを終えて全員集合! この日は3つのチームに別れて活動。筆者が密着したのは1つのチームですが、他の2チームもばっちりおせっかいをしてきたそうで、皆とっても良い笑顔です。

Facebookで友達に、カタコトの日本語で話してくれた…素敵エピソード満載!

それでは、ここからは「おせっかいジャパン」のメンバーに、活動の感想を聞いた物をご紹介しましょう。

21歳の大学生みわさんは「築地に行きたいということで、大江戸線まで案内しました。マレーシアの方は中国語普通话と広東語、英語にマレー語が話せるそうです! マレーシアには日本食料理屋さんもいっぱいあるのよ〜って教えて頂きました」と楽しい交流であった様子。

23歳の大学生みえしさんは「渋谷でコインロッカーの場所を尋ねられ、ご案内しました。タイから来たという彼女たちは夜の便で帰国するらしく、短い時間をコインロッカー探しで潰さなくて良かったです。最後にはFacebookでつながりました」と、素敵な出会いとなった事を教えてくれました。

47歳の会社員小西さんは「道案内をし、その女性が心からの笑みを浮かべてくれたことが、とてもうれしく、印象に残りました。こちらもカタコトでの英語で伝えていたのですが、そうするとそのフランス人女性が、途中から“ワカリマシタ”“アリガトウ”とカタコトの日本語を使いだし、ちょっとだけ日本語を習っている、ということをニコニコと笑顔で教えてくれました。この間、数分の出来事ですが、日本人にとってはなんでもない、小さなおせっかいで、これだけあたたかなココロの通い合いができるんだなと、また改めて感じました」と振り返ります。

まさに「おせっかいジャパン」ならではの、心温まるエピソードに、おせっかいは人の為だけでは無く、幸せな気持ちが自分に帰ってくるのだなと感じました。

「おせっかいジャパン」公式Facebookでは、活動の内容や、おせっかいした皆さんとの写真などの情報が満載。随時メンバーも募集しているとのことですので、気になった方は今すぐチェックを。