BリーグMVPを獲得した富樫勇樹(千葉ジェッツ) BリーグMVPを獲得した富樫勇樹(千葉ジェッツ)

5月15日、『B.LEAGUE AWARD SHOW 2018-2019』が行われた。今季の激闘を彩った選手たちが六本木ヒルズアリーナに一堂に会した。

MVPに選ばれたのは、千葉ジェッツの富樫勇樹。レギュラーシーズン全60試合に先発し、平均14得点、5.5アシストの活躍で東地区優勝に貢献した富樫は次のように喜びを口にした。

「チームメイト、ブースター、フロント、スポンサー、ボランティア、レフリー、リーグ関係者のBリーグに関わるすべての人に感謝したい。167cmというバスケット選手として小さい身長だが、この身長だからこそ、子どもたちに夢と希望を与えらるんじゃないかなと思っている。これからも感謝と情熱を持って大好きなバスケに取り組んでいきたい。子どもたちに“Bリーガーになりたい”“日本代表になりたい”と思ってもらえるようにがんばりたい」

ベストファイブの選出された選手たちは以下のようにコメントした。

「3年連続でこの賞に選ばれ光栄。4年・5年とこの賞を取れるようにがんばっていきたい」(富樫)
「この賞を受賞でき大変光栄に思う」(新潟アルビレックスBB・ダバンテ・ガードナー)
「ブレックスの下部チームに加入した自分が、素晴らしい選手たちとこの舞台に立てたことに感動している。日本一の選手を目指したい」(栃木ブレックス・遠藤祐亮)
「正直、もっといいプレーをしたかった。悔しい気持ちの方が強いので、また練習していきたい」(アルバルク東京・田中大貴)
「正直選ばれると思っていなかったのでびっくりしている。厳しいシーズンだったが、来年も向上心を持って臨みたい」(シーホース三河・金丸晃輔)

新人賞・岡田侑大(シーホース三河)とベスト6thマン・馬場雄大(アルバルク東京)のふたりはこのようにスピーチした。
「来年もこの場に来られるようがんばりたい」(岡田)
「光栄な賞だが、ベストファイブを目指していたので、ここで満足するわけにはいかない」(馬場)

主な受賞者は次の通り。
【最優秀選手】富樫勇樹(千葉)
【ベストファイブ】遠藤祐亮(栃木)/富樫勇樹(千葉)【3】/田中大貴(A東京)【3】/ダバンテ・ガードナー(新潟)/金丸晃輔(三河)【3】
【新人賞】岡田侑大(三河)
【得点王】ダバンテ・ガードナー(新潟)【2】
【アシスト王】ジュリアン・マブンガ(京都)
【リバウンド王】ジョシュ・ハレルソン(大阪)
【スティール王】中山拓哉(秋田)
【ブロック王】カディーム・コールビー(秋田)
【ベスト3P成功率賞】石井講祐(千葉)
【ベストフリースロー成功率賞】金丸晃輔(三河)【3】
【ベスト6thマン】馬場雄大(A東京)
【ベストディフェンダー賞】遠藤祐亮(栃木)【2】
※所属の後の数字は受賞回数、数字がない者は初受賞。