7月からはセブン‐イレブンでさまざまなスマホ決済が利用可能になる

セブン-イレブン・ジャパンは5月21日、セブン&アイ独自のバーコード決済サービス「7pay(セブンペイ)」の利用を、全国のセブン-イレブン2万925店で7月1日に開始すると発表した。同時に、他社のコード決済サービスにも対応する。

導入するコード決済サービスは、「PayPay」「メルペイ」「LINE Pay」の国内3社と、「アリペイ(Alipay)」「WeChat Pay(微信支付)」の海外2社を加えた合計5社のサービスとなる。

7payは、セブン&アイホールディングス傘下のセブン・ペイが提供するスマートフォン決済サービス。セブン-イレブンアプリ内から最短2タップの画面遷移で登録が完了し、支払い時にボタンひとつでバーコードを表示する。店頭レジをはじめ、セブン銀行ATM、各種クレジットカードなどから残高をチャージできる。19年10月をめどに外部加盟店への利用拡大や、20年春以降には同グループ各社のアプリとの連携も予定している。

セブン-イレブンでは、これまでセブン&アイグループの電子マネー「nanaco」、交通系電子マネーやクレジットカードなどのキャッシュレス決済に対応していたが、コード決済サービスへの対応はまだだった。利便性の向上を図る目的で、7月から、7payをはじめとした、さまざまなコード決済サービスに対応することになった。

今後は、7payで支払うと200円につき1nanacoポイントがたまるほか、期間限定キャンペーン、さまざまな特典などを準備する。nanacoポイント2倍キャンペーンなども予定している。

また、今回複数のバーコード決済サービスを導入するにあたり、レジ操作時にボタンひとつですべてのバーコード決済に対応可能になるシステムを独自に開発。セブン-イレブン加盟店側の負荷軽減に向けたシステムを導入する。