EXO 左からベクヒョン、ディオ、セフン、チャンヨル、カイ、スホ、チェン、シウミン EXO 左からベクヒョン、ディオ、セフン、チャンヨル、カイ、スホ、チェン、シウミン

今月4日に日本デビューした韓国発の人気ボーイズグループ、EXO(エクソ)が11月8日、初となる東京ドーム公演3daysのファイナルを迎えた。

EXOの公演チケット情報

2012年4月に韓国・中国にて正式デビューしたEXO。デビューから3年7か月で同所で単独公演を行うのは海外男性アーティストとしては最速。夢の舞台での初ワンマンに、メンバーは喜びを隠し切れず、「この日を待っていました!」(スホ)、「東京ドーム最高!」(チャンヨル)と大はしゃぎ。日本デビュー曲『Love Me Right ~Romantic Universe~』やヒット曲『CALL ME BABY』ほか全27曲、約3時間に渡って多彩なステージを繰り広げ、5万人を熱狂の渦に巻き込んだ。

ライトシルバーのペンライトで埋め尽くされた会場に登場したメンバーは、『Overdose』『HISTORY』といったダンスナンバーを立て続けに披露。楽曲ごと、パートごとに様々に“表情”を変える展開で会場を終始熱狂させた。

中でも、カイとセフンの水を用いたダンスは、あまりのセクシーさに会場中が息をのむほど。また、デビューシングルのカップリング曲『Drop That』では、チャンヨルがDJブースに乗り込み、コール&レスポンス。ドームを巨大な“クラブEXO”に変えると、会場中がジャンプし一体となって盛り上がった。

同公演は、ワールドツアーの一環。日本公演だけの演出として、EXOのロゴをモチーフにした六角形の花道とサブステージもポイントで、ド派手な演出に、会場から大きな驚喜の声が上がった。

この日は、アンコールでファンからのサプライズも。客席が一面黄色いペンライトで埋め尽くされ、赤く浮かぶ「EXO WE ARE ONE」の文字。一際大きな「We are one」コールに導かれて登場したメンバーは、ファンが贈る光のスローガンに、「本当に最高です」(チャンヨル)と感動しきり、カイは涙を拭った。

ファンのあたたかな光に包まれながら、メンバーは口々に感謝を述べた。カイは、「こんなに大勢の皆さんの前でステージに立つことができるようになって、心から幸せです」。シウミンは、アニメ『クレヨンしんちゃん』のひろし(お父さん)の名台詞を引用し、「『夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ』。僕たちはいつも逃げずに、走り続けます!」と宣言。スホは「これから、日本での活動の計画もたくさんあります。『Love Me Right~』をスタートに、アルバムやステージをたくさん愛してください」と呼びかけると、5万人は歓喜の声をあげた。

最後は、「We are one!」「EXO、サランハジャ!(愛そう)」という合言葉でドームをひとつにし、ステージを後にした。

日本ツアーは、福岡マリンメッセ公演2daysで2万人、東京ドーム公演3daysで14万5000人を動員。今月13日からの京セラドーム大阪3daysで13万5000人を動員予定で、全8公演で約30万人を動員する予定。