日本でも活動中のパディントン

映画『パディントン』が日本でも先週末から公開を開始し、ヒットを記録している。本作は、全世界40か国で翻訳されている児童書を映画化した作品で、紳士なクマのパディントンがロンドンで活躍する物語だが、パディントンは日本での映画公開に合わせてイベントや各地を訪問。日本の人々とふれあうことで、映画のヒットに貢献している。

パディントン映画PR活動

本作の主人公パディントンは、ペルーのジャングルからロンドンにやってきた紳士なクマで、パディントン駅で出会った人間のブラウンさん一家のもとで暮らすことになるが、謎の美女ミリセントが彼を執拗に追いかけるようになり、パディントンとブラウンさん一家は騒動に巻き込まれる。

パディントンの原作は1958年に英国で出版をスタートした。日本では1967年に邦訳が出版され、関連グッズも発売されたため、日本でもパディントンは人気の高いキャラクターだ。そんなパディントンは映画公開にあわせて日本で様々な活動を展開。日本語版キャストを務める三戸なつめとイベントに登壇したのをはじめ、公開初日の舞台あいさつにも参加。その合間をぬって日本の様々なメディアを訪れて、地道に作品のPR活動を行った。赤い帽子と青いダッフルコート姿で誰に対しても紳士的にふるまうパディントンは、愛らしくもカッコいい存在で、各地で子供や女性から大人気。先週末に映画が公開されると、週末の動員ランキングで3位に入る好スタートをきった。

さらに作品の評価も高く、弊社が映画館の出口で行った調査では観客から「「細かいところにもこだわりを持って可愛さを入れていて、とにかく可愛らしさ全開の映画。どうやって撮影したのかも気になる!」「パディントンは本物のクマみたいで、ビショビショになってるところが可愛かった!」など、小さな子供から大人まで幅広い層から高評価を獲得。英国ではすでに続編の製作も決定しており、今後、さらに人気を集めることになりそうだ。

『パディントン』
公開中

(C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear(TM). Paddington(TM) AND PB(TM) are trademarks of Paddington and Company Limited