『リンカーン/秘密の書』

ティム・バートンが製作を、『ウォンテッド』や『ナイト・ウォッチ…』で知られるロシアの鬼才ティムール・ベクマンベトフが監督を務めるアクション超大作『リンカーン/秘密の書』が今秋に日本公開されることが決まり、第一弾ポスター画像が公開された。

『リンカーン/秘密の書』は、セス・グレアム=スミスの著書『エイブラハム・リンカーン:ヴァンパイア・ハンター』を作者自らが脚本化し、ベクマンベトフ監督が実写化したアクション作。アメリカ第16代大統領として知られるリンカーンに、知られざる“別の顔”があったという大胆な設定を用いて、深い森の中でリンカーンと“恐るべきものたち”の壮絶な戦いが描き出される。このほど公開された画像は、“昼は大統領、夜はハンター 正義は闇の中で作られた”という想像力をかきたてるコピーと、森の中でイスに腰かけるリンカーンと思われる男の姿がデザインされたもの。リンカーンがひとりで記していたという“秘密の書”には一体、何が書かれているのか、気になるところだ。

本作を手がけるベクマンベトフ監督は、『ナイト・ウォッチ…』シリーズで注目を集め、アンジェリーナ・ジョリーが出演した『ウォンテッド』でアクション映画ファンから高い評価を集めたフィルムメイカー。豪快なアクションと、観るものをアッと驚かせるアクロバティックなカメラワーク、謎に満ちた物語、ダークな色づかいを活かした個性的な映像美を武器に、ベクマンベトフ監督がどんな作品を作り出すのか気になるところだ。

ベンジャミン・ウォーカー、ドミニク・クーパー、メアリー・エリザベス・ウィンステッドらが出演する本作は、現地時間6月22日に全米公開され、今秋に日本公開される。

『リンカーン/秘密の書』
2012年秋ロードショー