メイジー・ウィリアムズ

王国の覇権争いを壮大なスケールで描くHBO製作の人気海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の最新章『ゲーム・オブ・スローンズ 第六章:冬の狂風』の日米完全同時放送を記念し4月19日に、アリア・スターク役を演じるイギリス出身の女優メイジー・ウィリアムズが初来日会見を行った。

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世界193カ国で放送され、昨年のエミー賞では歴代最多の12部門受賞の快挙を成し遂げた『ゲーム・オブ・スローンズ』の最新シリーズ。本作でデビューを飾り、第1章から孤独な旅を続ける王家の三子アリア・スタークを演じるウィリアムズは、「今回がシリーズ史上最も強力。アリアも今まで以上に活躍するので期待して」と会場に駆けつけたファンと報道陣にアピールした。

第6章では、アリアが復讐の報いとして盲目になってしまう設定で、「とてもナーバスになったし、実際にコンタクトをつけての殺陣は、とてもハードだった。その分、チャレンジしがいもあって、最後は演技を楽しむことができた」とシリーズで培った女優魂を発揮。「14歳でデビューし、今月19歳になったばかり。シリーズとともに成長したし、いろんなことを学ぶ場にもなった。共演者とは家族のように結束している」と強い思い入れを語った。

全世界が注目する中、オバマ米大統領が一足先に第6章の第1話を視聴したという報道については、「こんな不公平はないわ(笑)。私は出演しているのに、まだ見せてもらったないんだから」と可愛らしく苦言を呈する場面も。「休日は家族と過ごしたり、飼ったばかりの子犬と散歩するのが楽しいの」と19歳らしい素顔ものぞかせた。

会見にはピン芸人のじゅんいちダビッドソンが駆けつけ、お得意のサッカー日本代表・本田圭佑の物まねや、海外ドラマにまつわる“あるある”を披露。ウィリアムズは「意味はよく理解できないけど、とても面白いわ。楽しい雰囲気が伝わるの」とR-1チャンピオンの芸に大喜びだった。

『ゲーム・オブ・スローンズ 第六章:冬の狂風』(全10話)
スターチャンネルにて4月25日(月)スタート
毎週月曜午前10時より日米同時放送
同日午後10時より再放送

取材・文・写真:内田 涼