疲れずに全員と会話できるよう配慮されたパーティー

司会も務める店長さんの合図で乾杯がはじまり、口火が切りやすいよう「透明のグラスを持っている人から時計回りで」というように自己紹介の順番が指示されます。あとは各テーブル別のフリートークタイムです。

名前、職業などは自己紹介の定番ですが、「ブラック企業で大変」という共通項が会話の糸口となっていることもあり、どのテーブルも会話が途切れることはありません。先ほどの健康チェックの数値もトークの盛り上げに一役買っているようです。

実のところ、筆者は「もしかしたら務めている会社の悪口大会だらけになるかな?」とこっそり聞いていましたが、仕事に誇りを持っている人も複数いました。また、時間外労働が多い中で「頑張っているのですね」と互いに励ましあう声なども。

もちろん恋愛観トークなどの楽しい会話も多め。ある女性の「疲れている人だらけだったらどうしようと思っていました」という感想が印象的でした。

さらにバーカウンターには豪華な食事も並べられ、「こんなにいろいろあるなら、夕食を済ませてくるんじゃなかった~」と悔しがっている人もいましたよ。

なお今回のブラック企業合コンは、立食パーティーではなく常に着席したままで会話を楽しむスタイル。ただでさえ仕事で疲れている中、参加者の脚が疲れないようにとの配慮です。

約30分が経過しここで最初の席替えタイム。移動する前には、司会者から「LINE交換しましょう」と促されます。テレビっ子の筆者は昔のお見合い番組のように、最後に“告白タイム”的なものを想像していましたが、今回のイベントはライトな恋活パーティーでもあるので基本はLINE交換で終わりなんだそう。

女性は同じテーブルに座ったままで男性が時計回りに席を移動。これを一周分繰り返すので、異性全員と会話をすることができる仕組みです。

開始から1時間半が過ぎ、デザートが出される頃に最後の大仕掛けが。診断チェックで一番ストレス値が高かった男女それぞれに、通常は2万円近くもする美顔マッサージを特別サービスされるとのこと。プレゼントを受け取ったおふたりからは肌にツヤが戻ったと好評でした。

こうして「ブラック企業合コン」は、みんなが終電で帰れる時間にお開きとなりました。

これまでにないユニークな合コンですが、みなさんどんな感想を抱いたのでしょうか? 参加者の方にお話を聞いてみました。