(左から)スティーヴン・スピルバーグ監督、ルビー・バーンヒル、マーク・ライランス

スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のUSプレミアが6月21日(現地時間)にロサンゼルスで行われ、スピルバーグ監督、マーク・ライランス、ルビー・バーンヒル、レベッカ・ホール、ジョン・ウィリアムズらがレッドカーペットを歩いた。

『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』日本版予告

会場のエル・キャピタン・シアターには上映を心待ちにする1500人の観客と、各国からの取材陣が多数、駆けつけた。映画は、ロンドンから巨人たちが暮らす国にやってきた少女ソフィーと、心優しい巨人BFG(ビッグ・フレンドリー・ジャイアント)の交流と冒険を描くファンタジー。このほど解禁された日本版予告編映像には、これまで手や足、後姿だけしか明かされていなかったBFGの姿が登場する。

スピルバーグ監督は今作に込めたメッセージについて「友達を大事にしなさい。人を見た目で判断するのではなく、中身でちゃんと判断してほしい。そしてちゃんと相手の話を聞くこと。そして、人を肩書きなどで判断しないで、その人の細部を見て、それぞれの良さを見つけることが、どんな友情でも大事なんだ」と語った。

BFG役のライランスと、ソフィー役のバーンヒルは、日本の観客に向けて「こんにちは! 日本、大好きだよ。玉三郎、鴈次郎さん、そして歌舞伎役者のみなさん、こんにちは。世界で最も好きな役者さんたちなんだ。三船敏郎さんは、映画俳優で最も好きな役者さん。『生きる』の主人公の渡辺勘治(志村喬)も、素晴らしい俳優さんだよ。僕は日本の俳優さんたちから多くを学んできたんだ」(ライランス)、「日本のみなさん、こんにちは! ぜひこの映画を楽しんで頂き、どんな人とでも友達になれるというメッセージを受け取ってもえれば嬉しいです!」(バーンヒル)とコメントを寄せた。

『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』
9月17日(土) 全国ロードショー

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