本城和彦セブンズディレクター、岩渕健輔日本代表GM、瀬川智広HC、浅見敬子HCと男女の日本代表候補メンバー 本城和彦セブンズディレクター、岩渕健輔日本代表GM、瀬川智広HC、浅見敬子HCと男女の日本代表候補メンバー

6月29日、『リオ五輪』を戦う7人制ラグビー・セブンズの日本代表選手団が発表された。瀬川智広男子ヘッドコーチが「目標はメダルを取ること。スタイルとしてはボールと人を動かし続けるラグビー。我々のセブンズを世界に発信したい」と意気込めば、浅見敬子ヘッドコーチも「金メダルを取るという大きな目標、そこはブレずにリオで戦いたい。私たちはアジア5位から始まったチーム。走り勝つシンプルなラグビーをしたい」とキッパリ。男子14名、女子13名のセブンズ日本代表候補メンバーは以下の通り。

【男子日本代表選手団】
副島 亀里 ララボウ ラティアナラ(玄海タンガロア)、山田章仁(パナソニック)、桑水流裕策(コカ・コーラ)、トゥキリ ロテ(クボタ)、坂井克行(豊田自動織機)、レメキ ロマノ ラヴァ(ホンダ)、彦坂匡克(トヨタ自動車)、羽野一志(NTTコム)、後藤輝也(NEC)、徳永祥尭(東芝)、福岡堅樹(パナソニック)、合谷和弘(クボタ)、藤田慶和(パナソニック)、松井千士(同志社大)
【女子日本代表選手団】
兼松由香(名古屋レディース)、竹内亜弥(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)、中村知春(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)、加藤慶子(世田谷レディース)、桑井亜乃(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)、山口真理恵(Rugirl-7)、冨田真紀子(世田谷レディース)、横尾千里(東京フェニックス)、谷口令子(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)、中丸彩衣(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)、大黒田裕芽(立正大&ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)、山中美緒(立正大&ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)、小出深冬(東京学芸大&ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)

主将、主な選手は次のように抱負を語った。
「選ばれなかった選手、日本で応援してくれるファンのためにもメダルを取って帰りたい」(桑水流主将)
「セブンズを始めて10年、色んな方にお世話になり、いい思いも悪いも思いもしてきた。その全てをかけて、金メダルを目指してがんばりたい」(山田)
「日本ラグビーにとっては、2019年『W杯』、2020年『東京五輪』につながる。新たに歴史に名を刻めるようにこのチームでがんばりたい」(藤田)
「過去5年間、ここにはいないメンバーも含めて、五輪という夢を追いかけた仲間の思いとともに、台風の目となれるよう、金メダルを目指してがんばりたい」(中村主将)
「五輪では今までやってきたことを全て出せるよう、日本の歴史を変えられるよう、一瞬一瞬に魂を込めてプレーしたい」(山口)
「精神的には母になってからの方が強くなった。世界の舞台で『お母さん強いじゃない』というところを見せたい」(兼松)

男子はニュージーランド、イギリス、ケニア、女子はカナダ、イギリス、ブラジルと『リオ五輪』で雌雄を決する。