『話す犬を、放す』舞台あいさつの模様

次世代を担う若手映像作家を数多く輩出している映画祭“SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016”が今年も開幕し、13日にオープニング ・セレモニーが行われた。

その他の写真

本映画祭は今年で13回目を迎える恒例のイベントで、今年も9日間で長編部門12作品、短編部門12作品、アニメーション部門12作品がコンペティション上映され、最終日の24日(日)に各賞が発表される。映画祭実行委員会の会長を務める上田清司埼玉県知事は「今年も世界中の才能ある監督たちが、このSKIPシティで花開くことを心待ちにしている。今日のオープニングに始まり、さまざまな企画を用意しているので、説明をするよりも、まずはより多くの方に参加していただくことを期待している」とあいさつした。

オープニング作品は、映画祭がプロデュースした熊谷まどか監督の『話す犬を、放す』で、セレモニーには熊谷監督、出演者のつみきみほ、田島令子、木乃江祐希が登壇。つみきは「それぞれの見方で、それぞれの楽しみ方でご覧になってほしい」と語り、熊谷監督は「素晴らしいキャストとスタッフに恵まれ て、私が作ったというよりは、“すごいものができちゃったな”と思っている。今日がお客様に観ていただく初めての 日なので、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです」と語りかけた。

“SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016”
会期:7月16日(土)~7月24日(日)
会場:SKIPシティ(埼玉県川口市)ほか
※映画祭期間中はJR京浜東北線川口駅東口より無料直行バスを運行
問合せ:048-263-0818(映画祭事務局)