映画『グレイヴ・エンカウンターズ』に“恐怖顔”メイクで登場した小森純

Youtubeでの予告編再生回数が2200万回を突破するなどホラーファンの話題を呼んでいる映画『グレイヴ・エンカウンターズ』の公開を記念し、モデルの小森純が“恐怖のグレイヴ顔”大使に就任。21日に都内で行われたイベントで“恐怖顔”メイクを披露し映画をPRした。

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ドキュメンタリー番組『グレイヴ・エンカウンターズ(墓地との遭遇)』のクルーたちが、廃墟となった精神病院で体験する恐怖を描いた本作。これまであるタレントが、“どんな美人も恐怖顔になるというスマートフォン用アプリ”を使い、映画のチラシなどで恐怖の顔をさらしていたが、その正体が小森であったことも明かされた。

精神病院という映画の設定に合わせて患者の衣裳で登場した小森。最初は“自主規制”と書かれたボードで顔を隠していたが、そこから現れたのは顔全体が青白く、目の周りは濃いクマで覆われた病人そのものの顔! モデルとして数々の現場を経験してきた小森をして「初体験です。失うものはないので」と言わしめた白塗りで、小森自身もかなり怖かったよう。「一人でトイレに行けませんでした。鏡を見るのが怖くて…」。一方で、この顔を夫が見たら? という質問には「普段から顔よりも性格の方が怖いんで(笑)」と語り笑いを誘った。

ちなみに小森も映画と同じような廃墟の恐怖を味わった経験があるそうで「以前、『不可思議探偵団』という番組で“廃墟に泊まろう”という企画で、怖いのは苦手なのに『行け』と言われて泡吹いて、泣いて帰りました」と明かす。

この日は“恐怖のグレイヴ顔”大使として、観客から投稿してもらった恐怖顔を審査したが、審査の最中にも「ヒドイよ、これ!」「怖くて見れない」と悲鳴を上げていた。ここまで怖がりだと、映画本編を鑑賞するにもさぞや勇気が要ったろうが「一人で観ました。気合いで。仕事は仕事と割り切りました」とプロ根性を発揮。「観たらわかりますが本当に怖いです!」とこれから映画を観る観客の恐怖を煽った。

『グレイヴ・エンカウンターズ』
6月1日(金)よりTOHOシネマズ六本木、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開