大阪☆春夏秋冬 写真左より、YUNA、RUNA、MAINA、EON、ANNA、MANA 撮影:福家信哉

MAINA、ANNA、MANA、EON、YUNA、RUNAからなる、大阪在住の6人組ダンス&ヴォーカルグループ、大阪☆春夏秋冬。2012年に結成し、インディーズ時代からなんばHatchでワンマンライブを開催。2017年にメジャーデビューし、2019年にはa-nationやイナズマロックフェス、MBS音祭に出演するなど、勢いが止まらない。そんな彼女たちが「いつかやりたかった」という演劇の舞台に挑戦する。

「劇団☆春夏秋冬 艶姿河内六人娘」チケット情報

題して、カタヤブリ演劇公演『劇団☆春夏秋冬 艶姿河内六人娘』。歌あり、殺陣ありの本格時代劇だ。昨年の定期公演でオリジナル楽曲の世界観に基づいたショートストーリーを上演したことが、『艶姿河内六人娘』実現の起爆剤となった。

本格的な演技経験があるのは、リーダーのMAINAのみ。それに加え、初めてという殺陣も控えている。「ダンス歴が長いので、ダンス風になっちゃうんです。ちゃんと学びながら殺陣でも私たちらしいものができたら。私たちは日本舞踊を何年もやっているので、腰の位置とか、男舞は得意分野。そのへんは飲み込みが早いかなと思います」とMAINA。「みんな、稽古初日から顔と声だけはいっちょまえにやってます!」とRUNAも楽しそうに話す。

「大阪☆春夏秋冬を8年やってきて、ライブの構成やMCも自分たちで考えられるようになりました。いろんなことを学んできた8年があっての今だからこそ、こうして舞台に挑戦できるのだと思う」とYUNA、さまざまな経験で培ってきた自信ものぞかせる。「いつもの歌って踊るステージでは見えないような、メンバーの新しい一面を見てほしい」とMANA、アドリブも入れるかもと、ひとつとして同じ場面はないとアピールした。「6人の絆と、8年で成長した艶やかな姿を観てほしい」とはEON。衣装も和がモチーフで「メガネをどうするか…。このままかもしれないし、外すかもしれないし…」とANNA、本番でどんな姿になっているか、ファンは特に必見だ。

「このお芝居で、人間の喜怒哀楽をいかに届けられるか。私たちの持っている強さ、優しさをたくさんの人に伝えられたらいいなと思います」とMAINA、「私たちのすべてを詰め込みたい」と意気込んだ。

公演は2月21日(金)から24日(月・祝)、大阪・ABCホールにて上演。チケットは12月22日(日)一般発売開始。チケットぴあでは11月13日(水)11:00までいち早プレリザーブを実施中。

取材・文:岩本