『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキ サーカス パニック!』

「ぴあ」調査による2016年8月5日、6日のぴあ映画初日満足度ランキングは、2大ヒーローシリーズ最新作『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキ サーカス パニック!』がトップに輝いた。2位にノラ猫の冒険と友情を描いた3DCGアニメーション『ルドルフとイッパイアッテナ』、3位にひとりの教師と落ちこぼれクラスの生徒たちの交流を実話を基に描いた『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』が入った。

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1位の『劇場版 仮面ライダーゴースト…』『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー…』は、夏恒例になっている“仮面ライダー”と“スーパー戦隊”の2本立て作品。『仮面ライダーゴースト…』は、敵怪人“眼魔”により命を落とし、仮面ライダーゴーストとしてこの世に戻ってきた天空寺タケルを主人公に、すべての人間を幽霊にしようと企む仮面ライダーダークゴーストとの戦いが描かれる。劇場には親子連れが多く来場しており、子供からは「全部よかった。タケルくんになりたい」(4歳)、「仮面ライダーがいっぱい出てきた最後のところが好き!」(5歳)、親からは「映像が綺麗で、最後のバトルの迫力もすごかった」(37歳)、「大人が見ても面白いストーリー。偉人が出てくるが、歴史上の人物がこんな人だったと家族で話すきっかけにもなる」(44歳)といった声が聞かれた。

2位の『ルドルフとイッパイアッテナ』は、長距離トラックの荷台に迷い込み東京にたどり着いた子猫のルドルフが、街の巨大なボス猫・イッパイアッテナと出会い、ノラ猫としてともに行動し、友情を育んでいく様を描く。劇場に訪れた子供たちからは「ルドルフが好きになった」(4歳)、「全部面白かった。お友達を大切にしたいと思った」(7歳)、「ルドルフとイッパイアッテナが少しずつ仲良くなっていくところは、自分もこんなことがあったな、と思い出した」(10歳)、「仲間を助けるシーンは泣きそうになった」(11歳)、一緒に来ていた親からは「イッパイアッテナの優しさに感動。アニメーションも素晴らしく、猫の毛並みが綺麗で驚いた」(42歳)、「友達の大切さを子供に伝えられる映画だと思った」(45歳)、「アニメは子供のものだと思っていたが楽しめて感動できた」(40歳)などの感想が寄せられた。

両作品ともに“子供向け”のイメージがある作品だが、映画ならではの迫力や鮮明な映像、物語に込められた普遍的なメッセージなどが親世代の心も動かしており、親子で一緒に楽しめる内容になっているようだ。

(本ランキングは、8/5(金)、6(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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