ソニーモバイルコミュニケーションズと東京電力エナジーパートナー(EP)は8月23日、スマートホーム分野において、IoTを活用したサービスの開発と提供に向けた業務提携の検討を開始する基本合意書を締結した。来年以降のサービス開始を目指す。

家庭にある電化製品などの機器から得た情報をネットワーク経由で集め、分析してあらゆるサービスにつなげるIoT技術を用い、照明や空調、セキュリティなどを制御して快適な住環境を保つスマートホームは、今後、本格的な普及が見込まれている。

ソニーモバイルは、双方向のコミュニケーションを可能にする商品や通信技術などのノウハウを持ち、東京電力EPは顧客基盤やHEMSを含む電気使用に関する技術やノウハウを持つ。両者が協力し、利用者の生活スタイルに合わせたサービスの企画・開発・実証実験を行っていく。