ただ、今回残念だったのが、この日はヴォーカルが前に出ていて、楽曲がよく聞こえなかったところ。歌唱力の問題とかじゃなくて、なんだか出音のバランスが、うーむむという感じでした。逆説的に確信したのは、時折魔法にかかったようにLinQが素晴らしいステージをするのは、やっぱり楽曲の力が大きいということでした。

いわゆる「楽曲派」なんていうと、スカした印象もありますが、でも、アイドルにとって楽曲って生命線だと思うんですよ。だって、その楽曲をBGMにして、ファンとアイドルとの物語が進んでいくわけですから!いい曲といい音があるからこそ、ステージへの熱い気持ちも燃え滾る、と言いましょうか…。この日だって、なんか出音のバランスがちょっといつもと違う?と思いつつも、名曲「チャイムが終われば」がかかると、もう胸がキューンと来てしまうわけで…。ファンの熱度で言えば、LinQがこの日最高潮の盛り上がりだったと思います。

メンバーも相変わらず、全力投球のステージング!ただ、ちょっとお疲れのようにも見えました。ステージを楽しむと言うよりも、力を出すことで精一杯、と言いますか…。相次ぐビッグイベントと連日の通常公演で、本当にメンバーもスタッフも忙しくて辛いところだと思います。でも、きっとこのグループにとっては、今年の夏が本当に正念場。せっかくメンバーがたくさんいるので、チームワークで乗り切って欲しいデス。うーん、どうにも好きなんですよね、LinQ。ターンオーバー制を使ってもアリだと思うので、体を壊さないようにこの夏を乗り切ってくださいね!