『明治神宮外苑創建90年記念奉納試合』のプレーボールがいよいよ明日に迫った。東京六大学選抜とヤクルトが、10年ぶりに激突するのだ。気になる出場予定選手は以下の通り。

東京六大学選抜vs東京ヤクルトスワローズ チケット情報

東京六大学選抜
【監督】善波達也(明治)
【投手】三木豪(東京)、澤田圭佑(立教)、田村伊知郎(立教)、竹内諒(早稲田)、加藤拓也(慶應)、柳裕也(明治)、星知弥(明治)※、小島和哉(早稲田)
【捕手】小藤翼(早稲田)、郡司裕也(慶應)
【内野手】石井一成(早稲田)、沓掛祥和(慶應)、山本瑛大(慶應)、吉田大成(明治)、柴田圭輝(法政)、田口耕蔵(東京)、渡辺佳明(明治)、小林満平(法政)
【外野手】下雅意拓哉(東京)、佐藤拓也(立教)、佐藤竜彦(立教)、田中和基(立教)、岩見雅紀(慶應)、大西千洋(法政)、中山翔太(法政)

東京ヤクルトスワローズ
【監督】真中満
【投手】石山泰稚※、秋吉亮、原樹理、竹下真吾、風張蓮、村中恭兵、岩橋慶侍、平井諒、中島彰吾
【捕手】西田明央、藤井亮太、中村悠平
【内野手】山田哲人、大引啓次、西浦直亨、川端慎吾、武内晋一、荒木貴裕、谷内亮太、渡邉大樹、奥村展征
【外野手】比屋根渉、雄平、上田剛史、鵜久森淳志
※=予告先発。

中日から1位指名を受けた柳に広島ドラ1の加藤、ヤクルト2位指名の星などドラフト指名を受けた7名が来年2月1日(水)のキャンプインを前にプロを相手に腕試しを行う。プロに進む選手だけではない。4割7分5厘で秋季リーグ首位打者となった山本、1.60で最優秀防御率をマークした小島も、この貴重な機会にうずうずしていることだろう。

対するヤクルトも、2年連続トリプルスリーの山田をはじめ、3年連続3割の川端というチームの顔が出場する。

確かにプロとアマチュアには歴然とした実力差がある。だが片や選抜チーム、片や単独チーム。六大学秋季リーグは10月31日まで行われ、ヤクルトは10月1日にペナントレースを終え、秋季キャンプ開催前だ。つまり、六大学選抜には実力差を埋めるだけのコンディションのアドバンテージがあるのだ。そして、何よりもモチベーションが違う。

事実、10年前に行われた試合では、ヤクルトが3-2で辛勝した。「代打オレ」で最後のバッターとなった古田敦也監督は試合後に「実力は五分五分だった」と振り返っている。

試合前には東京六大学チア選抜とヤクルト公式ダンスチーム・Passionのパフォーマンスや法政OB・江本孟紀のトークショーなどを実施し、始球式は早稲田OBで元ヤクルトのマリナーズ・青木宣親、国歌独唱はシンガー・ソングライターのさだまさしが務めるなど、豪華ラインナップが揃う。『明治神宮外苑創建90年記念奉納試合』東京六大学選抜×ヤクルトは11月5日(土)・神宮球場にて開催。チケット発売中。