『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

「ぴあ」調査による2016年11月23日、25日、26日のぴあ映画初日満足度ランキングは、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が首位を飾った。

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『ハリー・ポッター』の新シリーズとあって、劇場には「シリーズをすべて見ている」「『ハリー・ポッター』が大好き」と話すファンが多く来場。原作者J・K・ローリングが脚本を手がける本作は、ハリーたちが生まれるずっと前、1920年代の物語で、舞台はロンドンからニューヨークへと変わり、キャストも一新しているが、出口調査では作品ファンから高い満足度を集めた。

観客からは「舞台がアメリカで、俳優も違いテイストが変わっている」「『ハリー・ポッター』と比べて、人間界で起こっている話で魔法も派手だった」「『ハリー・ポッター』は学校の中の話だったけど、映画は人間界と魔法界の関係が密接で面白かった」の声が上がっており、「主人公がカッコよかった!」「以前よりも魔法動物がたくさん出てきて楽しかった」「ビーストはどれも個性的でカワイイ!」「それぞれのキャラクターに特徴があってワクワクした」「ちょっとおとぼけでドジなエディ・レッドメインと、おどおどしたエズラ・ミラーが新鮮」と、新たなキャラクターたちに魅了されたという声も多い。

一方で「最後は感動して終わるので後味がいい」「オープニングからエンディングまでワクワクが止まらない」など、ストーリーに高い満足度をつける観客も多く、「『ハリー・ポッター』っぽいところが時々でてくるのも見どころのひとつ」「『ハリー・ポッター』との繋がりはわかる人にはわかる程度なので、まったく知らなくても楽しめる」など、これまでの世界観を保った上で、新しい物語を展開していることがファンに好評な理由のひとつのようだ。

出口調査では「安定の面白さで次回作が待ち遠しい」「主人公の年齢が高いので、今後どうなるのか気になる」と早くも次回作を期待する声もあがっていた。

(本ランキングは、11/23(水)、25(金)、26(土)に公開された新作映画16本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
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