侍ジャパン28名のメンバー予想が紙面やネットを賑わせている。期待されたMLB勢では前田健太(ドジャース)と上原浩治(カブス)がすでに出場辞退を表明。ダルビッシュ有(レンジャーズ)や田中将大(ヤンキース)、岩隈久志(マリナーズ)、田澤純一(マーリンズ)も出場が難しい状況となっている。

『WBC』チケット情報

現在発表されている侍ジャパンのメンバーは以下の通り。
【投手】増井浩俊(日本ハム)、宮西尚生(日本ハム)、大谷翔平(日本ハム)、牧田和久(西武)、則本昂大(楽天)、菅野智之(巨人)、秋吉亮(ヤクルト)
【捕手】大野奨太(日本ハム)、嶋基宏(楽天)
【内野手】中田翔(日本ハム)、松田宣浩(ソフトバンク)、菊池涼介(広島)、坂本勇人(巨人)、山田哲人(ヤクルト)
【外野手】内川聖一(ソフトバンク)、秋山翔吾(西武)、鈴木誠也(広島)、筒香嘉智(DeNA)、青木宣親(アストロズ)

最終登録メンバー提出は2月7日(火)。残りは9名となっている。ポジション別に見ると、投手6名に捕手・内野手・外野手各1名が追加と言ったところか。

MLB先発陣の参戦もそうだが、侍ジャパンの世界一奪還の鍵はクローザーと言えるだろう。田澤の動向にもよるが、昨季の結果を見れば、安定感抜群の平野佳寿(オリックス)が有力候補だ。増井と中崎翔太(広島)も候補に上がる。はたまた『プレミア12』で痛打を浴びた左・松井裕樹(楽天)&右・澤村拓一(巨人)、2016年強化試合で炎上した山崎康晃(DeNA)にリベンジのチャンスが与えられるのか。

また今大会より、1次・2次リーグ終了後にそれぞれ2名を入れ替え可能な予備登録投手枠10名が設けられる。と言うことは、最終登録メンバーで投手陣がNPB勢のみとなったとしても、米国・ドジャースタジアムで開催される決勝ラウンドにMLB勢がスポット参戦する可能性も残されている。

野球好きとしては、「ああでもない、こうでもない」と予想しながら、最終登録メンバー発表を待ちたい。

東京ドームでの3月7日(火)~10日(金)・『WBC』1次ラウンド、3月12日(日)~15日(水)・2次ラウンド、京セラドーム大阪での3月3日(金)~6日(月)・強化試合のチケットは、チケットぴあにて本日1月20日(金)午後11時までプリセール先行先着受付中、1月21日(土)午前11時より一般発売。