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子育てしていると、我が子の成長をのんびり楽しむどころか、むしろ真逆になってしまうことが多い気がします。

これから長い人生を歩んでいこうとする子の芽を引っ張って、引っ張って、引っ張り回して、毎日「はやくしなさい」と朝から晩まで一日中連呼しています。

確かに、子どもとの日常は「私はあれをやってこれをやって、子どもにはこれをさせて」と、やらなくてはならないことがテンコ盛りですからね。

でも、子どもなんかあっという間に大きくなってしまいます。子育てが終わって後になって振り返ってみると、「たった一度の人生。そんなに急かして何になる?」と過去の自分に言いたくなります。

今日は『1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が“急かしてしまいがちな子育ての対処法”をお話しします。

子どもには早く到達してほしいし、速く行動もしてほしい

「はやい」は、漢字で書くと「速度を示す“速い”」と「時間経過を示す“早い”」の両方があります。「速い電車」と書けば、普通電車より到着までの時間が短い特急などの電車のことで、「早い電車」と書けば、朝早くに出発する電車のことになります。

子育ての中では2種類を駆使して言葉をかけていますね。

早くしなさい

周りの子どもといちいち比べては、「早く寝返り打たないかしら」」「早く母乳を卒業してほしい」「早く言葉を話せるようになってほしい」などなど。よその子よりも、一歩でも早く前に進んでほしいと思ってしまいます。

「周りの友達はもうスタスタ歩いているけれども、うちの子はまだ伝い歩きで十分だ」とか、「まだお喋りできるようにならなくていいわ」などと思えるママはいませんよね。

速く行動してほしい

「早く着替えなさい」といつまでも着替え始めない子どもを急かし、「速く着替えなさい」とグズグズノロノロしている子どもに、スピードも要求します。

いつまでも遊んでいて食卓に着かない子に「早く食べなさい」と親は叱ります。でも、子どもは「速く」と勘違いして、口に搔きこむように食べ物をよく噛まずに詰め込みます。

すると、親はさっきとは180度違う指示、「ゆっくり食べなさい!速く食べないの!」と言ってしまい、混乱させてしまうこともあります。

「早く・速く」その両方を駆使して子どもを追い立てる日常が、子育てにはつきものですね。

「早く」「速く」と言ってしまう理由

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スケジュールが過密

特に保育園に子どもを通わせているワーキングマザーは365日、時間に追われています。朝は自分の通勤時間に追われて、子どもを起こし、食事、歯磨き、着替え、自分のメイク、着替えと短い時間にやることが山盛りです。

夕方は買い物をし、食事を準備し、風呂に入れ、歯磨き、着替え、時計を見たら「ああ、もう9時、早く寝かせないと朝起きられなくなる!」となります。

ずっと時間に追われています。そうすると子どもがダラダラしている様子を見て、ママの頭に角が生えてきてイライラしてしまい、まくし立てる毎日になってしまいます。ある意味仕方のないことなのかもしれませんね。

完璧主義

親がなんでもキッチリさせたい完璧主義の場合、わが子にも何事もきちんとさせたいと願い、子どもをまくしたててしまいます。

親ものんびり、子どもものんびりタイプですとまだ救われるのですが、親と子どもの性格が180度違い、親がせっかちで短気で、子どものタイプが正反対でおっとりですと、その行動を理解できずイライラが加速してしまいます。

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