藤原季節 藤原季節

劇団た組。の新作『まゆをひそめて、僕を笑って』が4月20日(木)から23日(日)まで、神奈川・横浜赤レンガ倉庫1号館3ホールで上演。同作の主演とヒロインが発表された。

【チケット情報はこちら】

チェッカーズの名曲『ジュリアに傷心』をモチーフに描く同作。主演は、現在TBSドラマ『カルテット』に出演中の藤原季節。ヒロインは自身4年ぶりの舞台出演となる福田麻由子。作・演出を劇団た組。の加藤拓也が務める。

同作について、ヒロインを務める福田は「脚本を読みました。恋愛するときの、ひとのぐちゃぐちゃしたこころがむき出しになった作品でした。本人たちは真剣だけど、かっこ悪くて滑稽で、でもどこかわかる部分もあったりして、こころがかき乱されました。私は私が演じる女の子を愛することができるかな。愛さなくてもいいのかな。そんなことを今はぐるぐる考えています。これから先、自分自身のきれいじゃないところをたくさんみなきゃいけないんだろうな。出演者全員が真剣に戦ったら、最高に刺激的な作品になると思います」とコメント。さらに作・演出を務める加藤について「同年代の演出家の方と作品をつくるのは初めての経験で、とてもわくわくしています。私たちの世代が次の作品をつくるんだ!という熱意で彼と向き合って、素敵な作品をつくれたらと思っています。劇団た組12回公演『A、過程について。白いほんとでわたしをあらって、』が最高に面白くて、2回観に行きました。ますます一緒にやる舞台が楽しみになりました。作品のことをきらきらした目で語る加藤さんが好きです。会うたびに面白いひとだなあと思います。加藤さんに、新しい私をみつけてほしいです」と想いを寄せている。

作・演出の加藤は「初めて人を好きになったのはいつだったかな、なんてそんな事を考えてました。思い出せないなんて事もなく、すぐ出てきます。その人じゃない時は好きじゃなかったのかな、なんて思ったりもします。がむしゃらに筆を進めて、勢いがある作品です。何回も何回も書き直しして、何稿も重ねて。僕にとって、これは男と女のまっすぐな愛のお話です。若く、素敵なキャスト陣と若く、ださい僕と、劇を創れる事が幸せです」と意気込みを寄せた。

チケットぴあでは最速先行を実施。受付は2月11日(土)午前11時から19日(日)午後11時59分まで。