(写真左より)東レアローズ・渡辺俊介主将、小林敦監督、日本バレーボールリーグ機構・嶋岡健治会長、豊田合成トレフェルサ・古賀幸一郎主将、クリスティアンソン,アンディッシュ監督 (写真左より)東レアローズ・渡辺俊介主将、小林敦監督、日本バレーボールリーグ機構・嶋岡健治会長、豊田合成トレフェルサ・古賀幸一郎主将、クリスティアンソン,アンディッシュ監督

東レアローズの8年ぶりの3度目の優勝か、豊田合成トレフェルサの連覇か。『2016/17 V・プレミアリーグ』V・ファイナルステージ・ファイナルに勝ち上がったのは、自他ともに認める2強となった。決戦を明日に控えた3月17日、両軍の監督・主将が会見に登壇し、次のように意気込みを語った。

V・プレミアリーグ ファイナル男子 チケット情報

「久しぶりの決勝。昨年はチャンスを掴み切れず3位に終わった。2週間あった準備期間でやってきたことを出せれば、タイトルを掴み取れる」(東レアローズ・小林敦監督)
「やっとここまでこられた。昨年の悔しさがあり、『やってやるぞ』という気持ちで今季は戦ってきた。いい準備ができたので、試合が楽しみ」(渡辺俊介主将)

「2年連続でファイナルに出られてうれしく思う。(東レ×豊田合成は)Vリーグの2強が戦うという意味だと自負がある。我々は失うものは何もない。チャレンジャー精神で戦う」(豊田合成トレフェルサ・クリスティアンソン,アンディッシュ監督)
「最後の最後まで戦えることをうれしく思うし、昨年のファイナル後『もっと強くなって戻ってくる』と言ったことを有言実行できて誇りに思う。ファイナル3で勝ったことをアドバンテージにできるなら、自ずと結果は付いてくる」(古賀幸一郎主将)

対戦相手の印象について質問が飛ぶと、主将はこう答えた。

「豊田合成は力がある。この2チームが決勝に勝ち上がることに驚きはなく、むしろ当然だと思う。イゴール(,オムルチェン)の攻撃力、日本人選手の働きもすごいと思う」(渡辺)
「去年も本来ならば東レがファイナルで戦う相手だった。今季も東レが目の前に立ちはだかる壁になるとシーズン前から思っていた。フィジカル面で突出した選手はいないが、クレバーで手ごわい相手」(古賀)

勝敗を分けるポイントについて問われると、指揮官は次のように答えた。

「サーブとサーブレシーブ。サーブは同格。サーブレシーブは我々の方があり、サーブレシーブが乱れた時の決定力は豊田合成がある」(小林)
「小林監督の意見に同意する。あとは精神面であったり、ビデオ判定がキーになる」(クリスティアンソン)

レギュラーラウンドでは獲得ポイントは同じながら1位・豊田合成、2位・東レとなり、直接対決でも豊田合成が2勝1敗とリード。3月5日に行われたファイナル6では東レが文句なしのストレート勝ち。12月25日の『天皇杯』決勝では東レが豊田合成をフルセットの末下し、3年ぶり3度目の戴冠を果たした。『2016/17 V・プレミアリーグ』V・ファイナルステージ・ファイナル男子は3月18日(土)・19日(日)・東京体育館にて開催。18日(土)はファイナル女子のNECレッドロケッツ×久光製薬スプリングスと同日開催。

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