齋藤学(横浜F・マリノス) (C)J.LEAGUE PHOTOS 齋藤学(横浜F・マリノス) (C)J.LEAGUE PHOTOS

横浜F・マリノスの命運は齋藤学が握る。背番号10のパフォーマンスがそのままチームの結果を反映しているのだ。齋藤がキレキレの動きを見せた開幕戦・浦和レッズ戦、第2節・北海道コンサドーレ札幌戦、第6節・ジュビロ磐田戦はいずれも勝点3を積み重ねたが、齋藤が徹底マークに遭った第5節・セレッソ大阪戦、第8節・柏レイソル戦はいずれも0-2の完敗……。C大阪守備陣も柏DF陣も、まず齋藤にボールを入れさせない守備を徹底。もしボールが渡ってしまったら、スピードに乗る前に潰す。潰すことができなければ、ファーストDFが粘り強く対応し、カバーリングを待ち、ドリブルのスペースを消すのだ。

第9節・横浜FM×G大阪 チケット情報

もちろん、横浜FMも齋藤ばかりに頼ってはいられない。齋藤が密着マークに遭えば、右サイドのマルティノスからの仕掛けを増やしたり、あえて齋藤をおとりに使って中央突破やロングボールにシフトチェンジもする。だが、齋藤不在のアタックは迫力不足に。エースが封じられれば、セットプレー頼みになるのが現状だ。

対するガンバ大阪の攻撃力が本物か、今週末試されることになるだろう。と言うのも、G大阪は第6節・サンフレッチェ広島戦では相手の術中にハマリ0-1と沈黙、第7節・C大阪戦は2列目の倉田秋の試合終了間際の劇的ゴールで2-2としたが、攻撃は物足りなかった。そんな中迎えた前節の大宮アルディージャ戦で開幕戦以来となる4バックで臨み、6-0のゴールラッシュを見せたのだ。ハタチのボランチ・井手口陽介が先制点を挙げ、18歳のFW・堂安律がJ1初ゴールを含む2得点をマーク。若手だけではない。2列目に入った藤本淳吾&泉澤仁が出色のパフォーマンスを披露。だが、この大量得点でG大阪復活と言うのは早計だ。相手がわずか勝点1で最下位に沈む大宮だから6得点できたというのは、決して意地悪な見方ではないだろう。また4月25日の『ACL』アデレード戦でFW・長沢駿の2ゴールと堂安のゴールで3得点を挙げながら、3-3と勝ち切れなかったのも気になる。

4勝1分3敗で9位と中位に甘んじる横浜FMと4勝3分1敗の2位の好位置につけるG大阪。ここまでの戦況を比べてみるとG大阪が分がいいが、リーグ戦の直接対決では27勝10分15敗、公式戦直近10試合の結果も4勝5分1敗と横浜FMがリードする。

『明治安田生命J1リーグ戦』第9節・横浜FM×G大阪は4月30日(日)・日産スタジアムにてキックオフ。また、試合前にはフューチャーカード バディファイト×横浜F・マリノスのスペシャルコラボ企画として、オリジナルプロモーションカードが配布される。チケット発売中。

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