一緒に遊べるきょうだいの存在

また、きょうだい児がいると、「一緒に遊んでくれて助かる!」という声も。上の子が小学生だったり、面倒見が良かったり、同性同士だったりするとなお、よく遊んでくれるようです。

「小学生のお兄ちゃんがいるので、一緒に遊んでもらえて助かりました。ゲームをしたり、工作で謎のダンボールの山を作ったり、お絵かきしたり…あとは『修行』と称していつも暴れてますね。一緒になって戦っています(笑)」(5歳・小学生のママ)

会社にもできる範囲で理解を促す

そもそも会社側に、日中子どもがいて仕事に支障をきたす可能性が高いという事情をわかってもらえているかどうかも大切です。

「テレビ会議の時、一番初めに子どもに挨拶させていました。本当はあまりよくないのかもしれませんが、顔が見えているほうが印象がいいかなと」(2歳・5歳のママ)

「会社には事情を話し、理解しておいてもらった。ただ、最初は少し仕事量を見直してもらえたけど、だんだん増えいてった(苦笑)」(3歳・5歳のママ)

ふだんの周囲とのコミュニケーションや、会社の風土などによっても理解度は変わってきそうですが、できるだけ会社に事情を把握していてもらうと、こちらの安心感も違いますよね。

夫もテレワークの場合は協力体制が欠かせない

夫婦揃ってテレワークになった家庭においては、ふたりで共同戦線を張って乗り切っていたようです。

「夫もテレワークだったので、集中したい会議の時間などはシフトを組んで子守担当」(3歳・小学生のママ)

「夫は朝9時からのテレワークだったので、こちらが始業する朝の8時から1時間は子どもは夫に任せて仕事に没頭しました」(3歳・5歳のママ)

また、夫がテレワークでなくとも、こちらの仕事内容次第では協力を仰ぐことも。

「テレビ会議などはずせない仕事のときは、夫に休みがとれるよう調整してもらっていました」(0歳・小学生のママ)

仕事時間や仕事のやり方を工夫

朝や夜などの子どもが寝ている時間に仕事時間を作ったり、仕事のやり方そのものを工夫して乗り切るアイデアも。

「PC作業だと場所が固定されるので、できるだけスマホで作業」(3歳・小学生のママ)

「5歳の息子は活発なので、外遊び、散歩など毎日2〜3時間コース!

子どもと1日中過ごすと夜にはもうヘトヘトなので、夜はきっぱり諦めて子どもと9時半には就寝し、しばらくは朝45時に起きて仕事していました。夜に眠いのに効率悪くやるより、メリハリがついてよかったです。

ただ、そうなると夜のひとり時間がないからストレスは溜まります…」(5歳・小学生のママ)

「0歳娘がグズった時には膝に乗せたり、もうダメだっていうレベルになったら抱っこ紐でおんぶして、スタンディングスタイルでPCに向かったり。あとは昼間できなかった分を夜に必死にやっています」(0歳・小学生のママ)

もはや仕事と育児は両立できない前提で、たまった有休を消化して育児に専念し、夫が休みの日にだけ集中して働く、というスタイルをとっていたママも。

みなさん、さまざまな工夫、アイデアで、家庭保育と仕事を両立させていたことが伺えました。